4月14日(土)より公開中、ゾンビコメディ映画、『ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春』の公開延長・拡大が決定しました。

 ドキュメンタリー監督マイケル・ムーアに「最も愛すべきゾンビ映画!!」と言わしめ、サム・ライミの相方、ブルース・キャンベルには「堕落したゾンビ映画に新星誕生!」と絶賛され話題になると、海外映画祭からオファーが殺到し、世界3大ファンタスティック映画祭に数えられる「シッチェス・カタロニア国際映画祭」をはじめ、20ほどの海外映画祭から上映オファーが寄せられ各国で映画賞を獲得しました。

日本でも、映画を鑑賞した一般の方から公式ツイッターに、「最高。まさかボンクラゾンビ映画で泣かされるとは思わなかった。全てを持たざるものの(命も、未来さえも)愛に関する映画。傑作。」「まさかゾンビ映画で胸焦がし号泣できるとは! 純愛と友情と臓物の見事なミックス! 超楽しかった!!」と言った感想が寄せられ、『ゾンビ映画なのに泣ける!』というクチコミが広がり、映画批評サイトcocoでは驚異の100%の支持率を獲得しました。

上映館であるシアターN渋谷の支配人によると、

『ゾンビだけどちゃんと思考能力があって、しゃべれる主人公が別れた彼女に会いに行くという青春ロードムービー。下品でおバカな映画だけど、ホロッとさせるしハッピーエンドで誰でも楽しめる作品です。ゾンビ好きなお客様からは「ゾンビ映画へのオマージュ的なシークエンスやシーンが盛り込まれているのも嬉しいし、ゾンビ愛がつまった新しいゾンビ映画だ。」という声が多く寄せられ、ゾンビ映画を初めて観たというお客様からは「人生初のゾンビ映画が「ゾンビ・ヘッズ 死にぞこないの青い春」であったことを、映画の神様に感謝しなければなりません!」と握手を求められたりもしました。口コミが広がっているようで、4/14の上映開始からじわじわ動員が増え始め、5月に入ってからは連日ほぼ満席です。客層は、通常ゾンビ映画を観に来ないような、若い女性や、カップルが多く、ゾンビ映画に新しい風が吹きました。レイトでは観に行くことができない、というお客様からの問い合わせを受け、上映を2週間延長してモーニング上映することにいたしました。』

 そしてその「声」が劇場にも届き、公開延長をする映画館が相次ぎ、大阪・第七藝術劇場(5/19〜)や北海道・ディノスシネマ札幌劇場(6月公開)など新規で上映されることになりました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa