2012年4月21日(土)ヒューストン現地時間。北米で3番目に歴史のあるヒューストン国際映画祭にて「スキャンダル!」がショート部門(「INDEPENDENT SHORT SUBJECT AWARDS」)で、グランプリにあたるプラチナアワードを受賞しました。今回で第45回を迎えるヒューストン国際映画祭。ショート部門を含む応募総数は4300通を超え、世界20ヶ国以上が参加。授賞式会場であるHouston Marriott Westchaseのボールルームで受賞が発表されました。
会場には、数百人の俳優、監督、プロデューサー等が集まる中、部門の各賞の発表が次々と続いた後、ショート部門のプラチナアワードで「スキャンダル!」がコールされました。佃尚能(つくだひさのり)監督が壇上に上がると、会場にいる観客からは一斉に賞讃の拍手がおくられました。ヒューストン国際映画祭は部門賞が最高賞であり総合賞はありませんので、まさに文字通りの最高賞の獲得の快挙となりました。

<ヒューストン国際映画祭の特徴>
 ①世界で最も歴史のある、世界最大のインディーズ映画祭。今回で第45回目。
 ②主眼は、世界中の有能なインディーズ映画監督にスポットを当て世に出すこと。いわば、新進気鋭の映画製作者の登竜門的な位置づけ。
  ”有名になる前の「未来のスピルバーグ」と出会える場”が映画祭のコンセプト過去に、スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、リドリー・スコットコーエン兄弟、スパイク・リー、デビット・リンチ、オリバーストーンも受賞するなど世界中で活躍する有名監督を数多く輩出している映画祭である。

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執筆者

Yasuhiro Togawa