このたび、6月4日よりフランスで開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭に『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』が公式作品として選出され、アウトオブコンペ部門に正式出品することが決定いたしました。

アヌシー国際アニメーション映画祭は、毎年6月にフランスのアヌシーで開催されるアニメーションを専門に扱う国際映画祭。
1960年にカンヌ国際映画祭からアニメーション部門を独立し設立された世界最大のアニメーション映画祭です。

■アヌシー国際アニメーション映画祭(6月4日〜9日開催)
http://www.annecy.org/home

過去、日本のアニメーションは長編作品では、『カラフル』や『時をかける少女』、『紅の豚』、『平成狸合戦ぽんぽこ』が、短編作品では『頭山』や『つみきのいえ』がグランプリを受賞しており、日本アニメーションには非常に造詣が深い映画祭。

『ベルセルク 黄金時代篇Ⅱ 覇王の卵』はアウトオブコンペ部門にあたります。

なお、アニメーション制作のSTUDIO4℃と窪岡俊之監督にとっては2009年の開催時に出品されたオムニバス映画「Genius Party ジーニアス・パーティ」以来のアヌシーとなります。

※「Genius Party ジーニアス・パーティ」もアウトオブコンペ部門で
STUDIO4℃がアニメーション制作、窪岡監督は短編「上海大流」の絵コンテ・演出で参加。

※映画祭担当者のコメント
■Laurent Million(Head of Films and Program Planning; Annecy)
「『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』は
キャラクター描写が素晴らしく、驚異的な
アニメーションです。ストーリーや音楽も叙事詩的です。
そして更に映画祭の期間にこの作品を上映できる事をとても誇りに思います。」

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=49613

執筆者

Yasuhiro Togawa