映画『愛と誠』
【出品部門】第65回カンヌ国際映画祭 
アウト・オブ・コンペティション ミッドナイトスクリーニング

この度、第65回カンヌ国際映画祭にて公式選出されました!!! 
オープニング・クロージング上映に並ぶ、ミッドナイトスクリーニング部門での上映です!! 
昨年の『一命』に続き三池崇史監督2年連続のカンヌ選出となります。
原作:梶原一騎・ながやす巧×監督:三池崇史×歌と踊りで魅せる純愛エンタテインメント『愛と誠』を、なんとカンヌが選んだ!

コメント

【三池崇史監督】

いやもうびっくりですよね!目一杯作っているので選んでいただくのはとても嬉しいのです。あまりにも予期していなかったので自分の中では事件だなと、カンヌ大丈夫なのか(笑)という衝撃はあります。
梶原一騎VSカンヌというのは良いですよね。確かに“日本人”にしか作れない映画を作ったと思っています。
コンペでは無く純粋に映画を楽しもうぜってところに呼んでいただいたので、カンヌのお客さまに楽しいひと時を過ごして頂ければ良いなと思っています。
(ミッドナイトスクリーング上映は)点数関係なく招待され、カンヌが絶対的にこれをみなさんに見せますと上映されるものなので本当に嬉しいです。

【妻夫木聡さん】

日本の方は原作もあり、なじみも深いので色々な見方ができると思いますが、確実に面白いことは間違いないと思うんですよ。
それを原作も知らないカンヌで世界の方々が見てどのような受け止め方をするのか、気になってしょうがない、とにかく感想が聞きたいです。
予備知識が無い中選んでいただいたことは、自分たちがやって来たことが間違いじゃなかったという喜びがあります。
日本で面白いことやろうぜって映画を作っている人たちがいるということを少しでも届けられたら嬉しいです。

【斎藤工さん】

僕は昔の日本映画をよくみるのですが、戦前のマキノ映画とかオペレッタ映画が多い気がするんですよね。
侍が急にジャズを歌ったりする作品もあるので、日本には急に歌が出てくる映画の素地というのがあるんだと思います。
原作、監督、音楽など日本の才能が結集した日本代表作品のメンバーに自分がいられてすごく嬉しかったです!
それがカンヌでどう響くのか気になります。
僕ら以上に三池監督の作品は世界が判断するべきだと思うので、正しい評価を海外にしてもらうべき映画なんじゃないかなと。
すごく楽しみですし、気に入ってもらえる勝因がたくさんあると思います。
歌謡曲という日本の文化もアピールできて日本は元気だぞという象徴にもなる作品だと思っています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa