本作でシリーズ16作目を迎えた劇場版『名探偵コナン 11人目のストライカー』が、4月14日(土)全国351スクリーンにて公開初日を迎えました。本作では、キングカズこと、三浦知良選手など現役Jリーガーが声優に挑戦するなど、今年20シリーズ目を迎えたJリーグの全面協力により、本格サッカーアクション満載のミステリー作品となっています。

初日舞台挨拶が行われた東京・TOHOシネマズ有楽座(400席)では、江戸川コナンの声優を務める高山みなみにを始めとしたレギュラー声優陣に加え、「名探偵コナン」の大ファンでもあるゲスト声優の桐谷美玲、さらにJリーグを代表して元日本代表でサッカー解説者の北沢豪が登壇。着ぐるみを合わせ総勢11人が登壇し、映画のタイトルにちなみ【コナンイレブン】を結成!場内を沸かせました。

フォトセッションでは、劇中でスポーツ紙のカメラマン役を演じた桐谷美玲が、実際に取材陣に交わりカメラを構えてゲストを撮影する一幕も!「目線もらっていいですか?」「笑ってください!」などと取材陣のごとく、登壇者に声をかけてシャッターを切り、「いい写真が撮れました!」と笑顔を見せました。
 パソコンと携帯を使ったWEB初日アンケートによると、客層は男女比38:62。年齢別では16歳〜19歳が26.3%と最も高く、次いで 20代 25.6%、40〜59歳 13.7%、6歳〜12歳 13.0%、13歳〜15歳 12.6%、30代 8.1%などとなり、例年にも増して非常に幅広い層のお客様に支持されました。職業別では、会社員 26.5%、高校生 19.7%、大学生 18.0%、小学生・中学生がそれぞれ 10.0%と続きました。

鑑賞動機は、「コナンが好きだから」が最も高く 36.6%、次いで「毎年、“劇場版コナン”を楽しみにしているから」 31.0%となり、この2つの回答で68%を占めました。また、今回コラボレーションを図ったサッカーに関しての質問「サッカーは好きですか?」では、「大好き」「ワールドカップは見る」を併せて65.9%、「Jリーグとのコラボはいかがでしたか?」では、「とても良い」「良い」を併せて84.8%!!「あまり興味がない」と回答された 14.5%の方を大きく上回りました。劇場には、サッカーをしていると思われるキッズなども数多く見受けられ、今回のコラボレーションが客層の拡大にも貢献していることを窺わせました。作品の満足度は、「とても面白かった」「面白かった」を合わせて 96.7%!!と非常に高い満足度となりました。また「この作品をすすめますか?」という質問にも、91.9%の方が「すすめる」と答えています。劇場版名探偵コナンは、第1弾の公開から16年経ってなお、根強い固定ファンを持ち、GW公開のアニメーションとして確固たる地位を築いています。

本作は、シリーズ歴代最高興収入を達成した2009年度公開「名探偵コナン 漆黒の追跡者」を上回る、最高のスタートを切りました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa