トム・ハンクスとの“固い絆”が、映画『幸せの教室』を生んだ!

ウォルト・ディズニー・ジャパン(株) のスタジオ・エンターテイメント部門であるウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは、2012年5月11日(金) より、トム・ハンクスが製作・監督・脚本・主演のすべてを手掛け、ジュリア・ロバーツとの豪華共演で贈るハートフル・ストーリー『幸せの教室』を全国公開いたします。

トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツの2大オスカー俳優が夢の共演を果たしたハートフル・ストーリー『幸せの教室』。以前から友人同士だったという2人の初めての本格的共演が実現した舞台裏には、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』(2008年日本公開)での印象的な共演で固く結ばれた“絆”があることがわかった。2人は、プライベートでもメールで連絡を取り合っている親友で、家族ぐるみの付き合いをしているという。

今回、メガホンもとるハンクスは早い段階でロバーツに出演をオファー。ロバーツが演じる大学講師・メルセデスは、仕事への意欲を失い、プライベートでは夫との不和からアルコール依存に陥るという“難役”だ。それを“固い絆”で結ばれた親友ハンクスのためにオファーを快諾。「アルコールに依存してしまうメルセデスを演じるのは、女優として楽しさがある一方で、胸が痛かったり、頭を抱えて悩んだりすることもあったわ」と、持ち前の女優魂で役作りにのめり込んだ。また、「このストーリーはチャーミングで、なおかつ今の時代に即している面もあるわ。登場人物の多くが未来を信じる気持ちを失うけれど、自分を再発見することで解決しようとするの」と、難役を歓迎したロバーツは語る。ロバーツが演じたからこそ、メルセデスは特殊なキャラクターではなく、自分の抱える問題と向き合おうとする等身大の人物としてスクリーンで輝きを放った。プロデューサーのゲイリー・ゴーツマンも「ロバーツがメルセデスを多面性のある複雑な女性に仕上げてくれた。完ぺきな役作りだった」と賞賛を惜しまない。

一方、ロバーツはハンクスの“監督ぶり”に「演技と演出の切り替えがサッとできるトムの姿が印象的だった。すべての仕事をこなし、それでいて楽しそうでウキウキしていたわ」と舌を巻く。
名優2人の“固い絆”から生まれた映画『幸せの教室』にぜひご注目ください。

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執筆者

Yasuhiro Togawa