アヌシー、オタワ、広島など著名な国際アニメーションフェスティバルで急速に存在感を高めている韓国アニメーション。
 本上映会では、韓国のインディーズ・アニメーションフェスティバル「インディ・アニフェスト 2011」ノミネート作から選りすぐりの短編アニメーション作品と、長編アニメーション『家』を上映いたします。
 各会場には韓国からゲストが来場し、トークイベント・ワークショップ・交流会などを開催。大阪会場では、日本のアニメーション上映・企画団体 animation soup(アニメーション・スープ)との共同企画も実施いたします。

■「花開くコリア・アニメーション 2012」巡回スケジュール
●東京会場 日程:4 月 7 日(土)、8 日(日)2 日間 会場:UPLINK FACTORY(東京都渋谷区)
 料金:1 プログラム(トークつきの会も含む)1,200 円(UPLINK ホームページにてメール予約の場合 1,000 円)
    1 回券 1,200 円、3 回券 3,300 円、パスポート 4,000 円、学生 1,000 円
●大阪会場 日程:4 月 14 日(土)〜4 月 19 日(木)6 日間
 会場:PLANET+1、駐大阪大韓民国総領事館 韓国文化院(大阪市北区)
 料金:一般 1 回券 800 円、会員/学生 500 円 パスポート:一般 2,000 円、会員/学生 1,500 円
●名古屋会場 日程:5 月 12 日(土)、13 日(日)2 日間
 会場:愛知芸術文化センター 12 階 アートスペースEF(名古屋市東区)
 料金:1 プログラム 1,000 円 1day パスポート:一般 1,500 円、学生 1,200 円 ※当日券のみ

■「花開くコリア・アニメーション 2012」上映プログラム
 韓国インディーズ・アニメーション界の登竜門的位置づけにある映画祭「インディ・アニフェスト」の 2011 年受賞作を中心に、短編アニメーション 25 作品を「Life」「City」「Nature」の 3 プログラムに分けて上映します。また、昨年ご好評いただいた長編『ロマンはない』と同じ韓国映画アカデミー作品である長編『家』の特別上映もいたします。この作品は、アヌシー国際アニメーション映画祭 2011 招待作で、本邦初公開。『息もできない』のキム・コッビが声優に初挑戦した話題作です。

●短編 A プログラム「Life」(78 分/8 作品)
「夢」と「現実」、そして「生」と「死」が交錯する短編集
『朝の食卓』『男は泣かなかった』
●短編 B プログラム「City」(81 分/9 作品)
「都市」に息づく者たちの「ぬくもり」にフォーカスしたプログラム
『ラクダたち』『City』
●短編 C プログラム「Nature」(78 分/8 作品)
たゆたう水の流れ、さわやかな深緑、暖かな春…。自然と共生する人々の物語
『淑女たちの一夜』『Natural Urban Nature』
●長編アニメーション『家』(82 分)
国立映画学校「韓国映画アカデミー」でアニメを専攻した 5人の監督が制作し、2011 年に劇場公開された長編インディーズ・アニメーション
●「animation soup インディペンデント・アニメーションのごった煮スープ」(大阪会場、45 分/13 作品)
アニメーション作家ヨシムラエリを中心に、関西で活動する上映会企画団体「animation soup」の多彩な作品集
『Sock』

■「花開くコリア・アニメーション 2012」各会場のゲスト・プログラム
●イ・ソンファン監督と水江未来さんによるトーク「アニメーションの新しい動き」開催(東京会場)
東京会場では、韓国の「インディ・アニフェスト」や「10 秒アニメーションフェスティバル」などの上映イベントで活躍するイ・ソンファン監督を迎え、気鋭のアニメーション作家・水江未来さんの司会により、日韓インディーズ・アニメーション界における制作・上映活動の新たな流れを探ります。
●ハン・ビョンア監督と animation soup による、ワークショップとトークを開催(大阪会場)
大阪会場では、観客参加イベントとして、上映作『淑女たちの一夜』監督のハン・ビョンアさんと、関西を中心に活躍するアニメーション上映・企画団体「animation soup」によるアニメーション制作ワークショップを開催します。また特別プログラムとして、ハン監督と「animation soup」によるトークと、「animation soup」作品集上映を行います。
●特集「カン・ミンジの世界」、トーク「インディ・アニフェスト発! 韓国アニメーション新潮流」開催(名古屋会場)
名古屋会場では、アート・アニメーション作家で、イラストレーター、サンド・アーティスト、アニメーション CM 作家としても活躍されているカン・ミンジ監督をお招きし、その多彩な作品群を特集で一挙上映。また、インディ・アニフェストを主催する KIAFA 事務局長チェ・ユジン氏には、韓国アニメーションの新潮流についてお話いただきます。

主催:韓国インディペンデント・アニメーション協会(KIAFA)、UPLINK(東京)、PLANET+1(大阪)、
シネマコリア、愛知芸術文化センター(名古屋)
後援:大韓民国文化体育観光部、日本アニメーション学会、日本アニメーション協会、
駐日韓国大使館 韓国文化院(東京・名古屋)、大阪韓国領事館 韓国文化院(大阪)、
日本映像学会中部支部(名古屋)
協力:ANIMATION TAPES、animation soup(大阪)、Theater Cafe(名古屋)

■連携企画:「花開くコリア・アニメーション傑作選」ネット配信
「花開くコリア・アニメーション 2012」の開催を記念して、前回までに上映した作品の中から 20 作品あまりを、
YouTube、GyaO!などで無料配信いたします。
配信サイト:
●YouTube IMX オフィシャルチャンネル http://www.youtube.com/user/imxofficialch
●GyaO! http://gyao.yahoo.co.jp/p/00005/v12176/
配信開始日:3 月 19 日(月)より順次スタート
視聴料金:無料または見放題
協力:株式会社 インタラクティブメディアミックス

「花開くコリア・アニメーション」
公式サイト http://anikr.com/
ツイッター http://twitter.com/anikr2012
Facebook  http://www.facebook.com/koreanimation

執筆者

Yasuhiro Togawa