本作品は、初監督作品『人狼 JIN-ROH』がベルリン国際映画祭に出品されるなど国内外で高く評価されている沖浦啓之が監督。制作プロダクションは、タランティーノが『キル・ビル Vol.1』のアニメーションパートを依頼したのをはじめ、『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟がファンであるなど、海外でも高い評価を得るProduction I.G。そして、『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『AKIRA』『ヱヴァンゲリヲン新劇場版・破』などを手がけてきた日本アニメーションの最先端を牽引する最高のスタッフが集結し、七年もの歳月を掛け『ももへの手紙』が完成しました。父から娘に残した手紙がキーとなり豊かな自然と、やさしい人々が生きる瀬戸内の小さな島で、ももに訪れる不思議な日々を描いた家族の愛の物語。
この度、世界各国の映画祭正式出品に続き、第16回ニューヨーク国際児童映画祭にて長編大賞を受賞いたしました!!つきましては、Production I.G石川社長より現地からのコメントが届きました。

◆開催時期:3月2日〜25日  
◆開催地:ニューヨーク(アメリカ合衆国)
◆登壇者:株式会社プロダクション・アイジー 代表取締役社長 石川光久

<石川社長 コメント>
この映画は制作に7年かかりました。途中、何度も厳しい状況に立たされましたが、この賞をもらったことで全ての苦労と努力が実りました。昨年の東北地方太平洋沖地震から1年が経ちましたが、日本は今この瞬間も復興に向けて頑張っています。
今回の受賞が日本に大きな希望と夢を与えてくれるはずです。ありがとうございました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa