3月31日よりBunkamuraル・シネマほかにて公開の『少年と自転車』。
一足早く作品をご覧いただいた、樹木希林さんや原田美枝子さん、役所広司さんなどの
大御所俳優をはじめ、各界の著名人の方から絶賛のコメントが寄せられています。
特に樹木さんは、マスコミ試写の初回にお孫さんを連れて来場し、2月の監督来日時には監督と対談(一時間にも及びました)を実現させるほどの熱の入れようで、作品に大変魅了されたことがうかがえます。

また原田美枝子さんはドラマの撮影現場で共演者の方に薦めてくださり、後日実際に試写に来て下さった俳優の方もいらっしゃいました。
そんな俳優が思わず広めたくなる映画『少年と自転車』の下記のコメントを是非ともご紹介頂きますようお願い申し上げます。(敬称略・順不同)

思い出すと涙が出てくる。どうしてこんなに胸に迫ってくるのか…。
人は人に解ってもらいたい、身近な人がふっと解ってくれるだけで人は変われる。そう思えた。

——樹木希林(役者)
微かに希望の光が見えた! でも、少年の深い心の傷が癒えるには、
まだまだ大人のあたたかい眼差しが必要…。
——役所広司(俳優)

まだ少年なのに何て深い人間の顔をしているのだろう。
ひりひりするような彼の心の痛みを感じながら画面の中に引きずり込まれてしまった。
最後に私の心は少年に向って『生きてーっ』と叫んでいた。
——原田美枝子(女優)

人と人とが結びつく。その切なさ、その美しさが胸に迫る。
帰るべき場所を求め続けるシリル、受け止めるサマンサ。二人をいつまでも見ていたい。
——あさのあつこ(作家)

蛇口からあふれる水をとめない少年、私も涙した。水辺をふたりで自転車ピクニック、
ふたりでサンドイッチをほおばる、すばらしい愛情シーン。イイ映画だねえ。
——荒木経惟(写真家)

こがないと倒れてしまう自転車のように、少年とは他者との関わりを求め続ける
繊細で頑なな存在であった。誰もが自分のなかのシリルに出逢うことだろう。
——玄侑宗久(作家)

静謐な基調に起きるさざ波のような出来事の数々。人間的信頼の精神が求められる
大震災後の日本。「いま」を生きる人に届けと願う心安らぐ物語だ。
——有田芳生(参議院議員)

手に負えぬ子らの抱く、深い怒りや哀しみが見えぬ人に、シリルやサマンサの姿を見せたい。
いや、どんな親にも、この映画を見てもらいたい。
——石川信義(児童相談所精神科担当医)

痛いくらいまっすぐな少年に釘付け。そして、女性の母性。
恋人よりも少年を選んだ彼女に驚きつつも納得してしまう私でした。
——西田尚美(女優)

おとぎ話? いやこれ、全然リアルだよ!
——岩松了(劇作家・演出家・俳優)

シリルの前に仁王立ちし、場合によっては頬を平手で打ち、暫しの見つめあいの後、彼を力強くハグ!
「君はこんな事が出来る、正々堂々とした大人になってますか?」
ダルデンヌ兄弟から、そう問いかけられた。
——光石研(俳優)

少年が成長するために、たった一人、寄り添う大人がいればいい。
里親の女性と少年が自転車を並走するシーン、心に沁みました。
——紺野美沙子(俳優/国連開発計画(UNDP)親善大使)

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執筆者

Yasuhiro Togawa