可動式の家。アルミ缶の換金。
社会の枠組みを軽やかに超えていく人々がいる。

常に革新的な表現を生み出し、現在のエンターテインメント作品のスタイルに多大な影響を及ぼす奇才・堤幸彦が、これまでとまったく違ったアプローチで撮影した映画『MY HOUSE』。

モノクロ無声映画『アーティスト』が英国アカデミー賞の7部門で栄光に輝き、米アカデミー賞でも10部門でノミネートされることをきっかけに、今モノクロ映画が注目を集めています。

堤監督は‘07年雑誌に掲載されていた、建築家で作家の坂口恭平のホームレス生活に関する記事にあった既成概念を打ち破る生き方に触発され、構想5年を経て情報量の多い画や音楽でエンターテインメント性を高める作風を封印し、出身地・名古屋でモノクロ映画に挑みました。

情報解禁をしてから「一体どんな映画なんだ?!」と問い合わせが多かったにも関わらず、今までベールに包まれていた本作品のビジュアルが遂に解禁!!

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執筆者

Yasuhiro Togawa