2/21(火)に無事クランクアップを迎えた、映画『ヘルタースケルター』(7 月14 日公開、配給アスミック・エース)の撮影時のセットについて、徐々にその詳細が明らかとなってまいりました。
前作の蜷川監督作品『さくらん』に次ぐ、絢爛豪華な蜷川ワールド全開の世界観がセットの随所に散りばめられた本作。撮影中から話題となっていた主人公・りりこの部屋には監督の私物も数多く使用され、撮影現場会見では蜷川監督自身が「セットの半分が私物のため、家に帰ると家財道具が何もなくて寂しいですが、スタジオにいると、まるで自分の部屋にいるようで落ち着きます。」と語っていました。

このほか、リビングのシャンデリアには、樹脂にクロームメッキを施した素材を使用してクラシカルなフォルムに構成した「KILALA (キラーラ)」(価格:120,000 円/税別)を採用。キッチンにはクリスタルオーナメントを用いた1 つ光源のシャンデリアを3 連で使用し、蜷川ワールドの装飾性を強調しました。
中でもりりこが愛用するバスタブは、表面にプラチナムゴールドのベネツィアンガラスモザイクを施したイタリア「SICIS(シチス)」の製品「アルバ・プラチナム」で、価格はなんと3,800,000 円(税別)!(すべてトーヨーキッチン&リビング株式会社で実際に販売中)
セットの随所に、“本物”にこだわり抜いた蜷川監督の世界観が垣間見え、芸能界を瞬く間にトップスターに駆け上がるりりこにふさわしい、官能的な空間となりました。

トーヨーキッチン&リビング株式会社
お問い合わせ:Tel 03-6438-1040 http://www.toyokitchen.co.jp

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=49944

執筆者

Yasuhiro Togawa