スティーブン・スピルバーグ&ロバート・ゼメキス製作、ヒュー・ジャックマン主演最新作「リアル・スティール」が、12月9日(金)より全国513スクリーン(字幕版:306スクリーン 吹替え版:207スクリーン)で公開。初日3日間の興行収入2億7.765万円を記録し初登場3位となり、【2011年お正月映画・洋画NO.1】に向け、全国で好調なスタートを切った。
 待望の初日には、早朝から公開を待ちわびる熱心なファンの姿が多く見受けられ、各劇場では、アクション映画ファンから親子連れや中高年層の客が来場。また、夕方以降の回になると一転してカップルなどの10代〜20代のカップルなどが目立ち、幅広い観客層が多く訪れた。

 公開前には監督のショーン・レヴィ、そしてあのスティーブン・スピルバーグに”奇跡の子”とまで言わしめた主演のダコタ・ゴヨが来日。2人とも短い滞在時間で、ジャパンプレミア・記者会見などを完遂し、200以上のメディアで紹介され話題となった。特に、注目子役のダコタ・ゴヨは、多くのTV番組で特集が組まれ”次代のハリウッドスター”としてしっかりと日本の女性ファンのハートを掴んだようだ。
 また本作の日本語吹替えを、女優の天海祐希さんが演じ、”本当の強さを持つ人”という作品タイトルの意味通りに、主人公たちの親子関係の修復を誰よりも願う強い意志を持った女性、ベイリーを熱演。公開直前のジャパンプレミアには、監督やダコタと共に登壇し、女性ならではの視点で映画をPRした。一見、ロボット格闘技映画に思われがちな本作だが、天海さんが演じた吹替え版に多くの女性ファンが劇場に詰めかけた事も、吹替え版が初日3日間で高稼働した一因となった。
 さらに昨日【12月12日(月)】発表された、各映画サイトでは軒並みランキング1位を獲得。ぴあ”初日満足度ランキング”、coco”Twitterのつぶやきが多い映画ランキング””映画マニアたちの注目作品ランキング”、wishry”「観たい!」&「観た!」映画ランキング”でそれぞれ1位を獲得!! 『涙出て、鳥肌立った』、『久々に映画館でボロ泣き!』、『ラスト、マジやばいっ!!』といった感動コメントが多く寄せられ、来週以降の高いホールドが期待できる結果となった。

 『リアル・スティール』は最終的に20億円を超える興行となる見込みだ。

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執筆者

Yasuhiro Togawa