スピルバーグ監督『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』が大ヒット公開中!
全世界発行部数2億5,000万部以上を誇る“タンタン”シリーズの
作家エルジェの貴重な姿を収めたドキュメンタリーが公開決定!!
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世界中で愛されているキャラクター、タンタンとその仲間。その生みの親であるベルギーの漫画家、エルジェはいかにしてタンタン・シリーズを作り上げたのか。その疑問に答えるべく作られたドキュメンタリー『タンタンと私』の公開が決定いたしました!

エルジェが本音で話しすぎたために、30年以上も公開されなかったインタビュー音源を中心に、タンタンを描くエルジェの姿、インスピレーションの源となった中国人チャン・チョンジェンとの感動の再会を捉えたニュース映像、エルジェをよく知る人たちのインタビューなどを収録。
エルジェの生涯とタンタン・シリーズに込められた本当の意味を紐解いていきます。

「タンタンは私の分身だ。
    私がなりたいと思っていた理想の姿さ」エルジェ

世界50カ国語以上に翻訳され、2億5千万部以上が販売されている人気コミック「タンタンの冒険」シリーズ。『なぞのユニコーン号』『レッド・ラッカムの宝』『金のはさみのカニ』は、今年公開されたスティーブン・スピルバーグ監督作『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(’11)の元になっており、世界的に有名なフランスの漫画家、メビウスもタンタンの大ファンであることを公言している。

★エルジェとは?
本名ジョルジュ・レミ。1907年ベルギー・ブリュッセル生まれ。1923年より「ベルギー・ボーイスカウト」誌に作品を発表しはじめ、1928年に新聞の若者向けウィークリー増刊号「プチ20世紀」のチーフ・エディターとなり、翌年「タンタン、ソビエトへ」が同紙に掲載。またたく間に人々の人気を博し、以後24話のタンタン冒険シリーズを残す。ヨーロッパ・コミックの父と称される彼の作品は、今日においても様々なアーティストに影響を与え続けている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa