PFFでも話題を呼んだ、
期待の若手作家が自らの性同一性障害の体験を描く
『僕らの未来』トーク付き上映開催

ウェブマガジンwebDICEで連載中、まだ劇場公開されていない期待の作品や映画作家を紹介する
『オールモスト・フェイマス-未配給映画探訪』連動企画。
その第一回として選んだ作品は、飯塚花笑監督が性同一性障害である監督自身の体験が反映させた『僕らの未来』。
今年のPFFアワードに最年少で入選、バンクーバー国際映画祭コンペティションにも出品された。
今作の上映と併せて、脚本・撮影・編集も手がけた飯塚監督、そして精神科医の針間克己医師を迎えたトークを実施する。

『僕らの未来』(2011年/75分)
監督・脚本・撮影・編集:飯塚花笑
出演:日向 陸、佐藤憲一、小森隆之、福永りょう、犬飼麻友、柴田琢磨、佐藤哲哉、奥山力、阿部将也、佐藤建人、吉田峻太郎

飯塚花笑 プロフィール
群馬県前橋市生まれ、21歳。現在、東北芸術工科大学映像学科に通う大学3年生。初監督作品「僕らの未来」は、
バンクーバー国際映画祭のドラゴン&タイガー部門(アジア部門)にノミネートされたほか、
今年のぴあフィルムフェスティバル、山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映された。

針間克己医師 プロフィール
日本性科学会幹事長、GID学会理事、日本精神神経学会「性同一性障害に関する委員会」委員。
「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の立法に関わったほか、
杏野丈のペンネームで性同一性障害に関するホームページやブログを開設、人気を博す。
東京大学医学部大学院卒業後、東京家庭裁判所医務室や東京武蔵野病院勤務を経て、
2008年に『はりまメンタルクリニック』(東京・神田)を開院。
著書に「一人ひとりの性を大切にして生きる-インターセックス、性同一性障害、同性愛、性暴力への視点」など多数。
http://www.harimamental.com/

『オールモスト・フェイマス-未配給映画探訪』  http://www.webdice.jp/dice/series/38/

『オールモスト・フェイマス-未配給映画探訪』連動企画『僕らの未来』トーク付き上映
(ゲスト:飯塚花笑、針間克己)
日時:2011年11月21日(月)
18:30開場/19:00開演
会場:渋谷アップリンク・ファクトリー
(東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F tel.03-6825-5502)
料金:予約/当日¥1,300
ゲスト:飯塚花笑監督、針間克己医師(精神科医、はりまメンタルクリニック院長)

予約方法
このイベントへの参加予約をご希望の方は、
(1)お名前 (2)人数 [一度のご予約で3名様まで] (3)住所 (4)電話番号 以上の要項を明記の上、
件名を「予約 11/21 オールモスト・フェイマス」として、 factory@uplink.co.jpまでメールでお申し込み下さい。

http://www.uplink.co.jp/factory/log/004182.php

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執筆者

Yasuhiro Togawa