人間の【生と死】をパンクでオフビートな世界に凝縮し、スクリーンが爆発!
演劇界の新鋭・前田司郎の傑作不条理劇「生きてるものはいないのか」を完全映画化

「狂い咲サンダーロード」(80)「爆裂都市Burst City」(80)「逆噴射家族」「ELECTRIC DRAGON 80000V」など完全にジャンルを超越した世界観で今なお、世界中で熱狂的な支持を受ける映画監督・石井岳龍。遂に「五条霊戦記」以来、実に10年ぶり、待望の劇場用長編作品が完成しました。石井監督が題材に選んだのは32歳という若さでありながらが劇作家として岸田戯曲賞を受賞、小説家として芥川賞候補作を持つ新鋭・前田司郎の傑作戯曲「生きてるものはいないのか」。怪しい都市伝説が囁かれるとある大学を舞台に次々と謎の最期を迎える18人の若者の”死に様”を石井岳龍がどう表現するのか・・・。今まで見たことのない、斬新な映画空間が創出される。また第68回ベネチア国際映画祭で最優秀新人賞を受賞した染谷将太をはじめ、全てオーディションで選ばれた新人俳優たちの渾身の演技も見物である。

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執筆者

Yasuhiro Togawa