株式会社トムス・エンタテインメント(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:岡村秀樹、以下トムス)は、本年度、ゴールデンウィーク公開した青山剛昌原作『名探偵コナン』劇場版長編アニメーションシリーズ第15作『名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)』を、11月4日より中国にて1500館、2000スクリーン規模のロードショー公開することをお知らせします。

同シリーズの中国における劇場公開は昨春、『名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)』を500館規模で実現して以来となりますが、このたびの公開は、先回の上映が好評を博したことに加え、かねてより中国政府配給機関が希望する時期での実現となるもので、昨年を遥かに上回る公開規模となりました。

公開にあたっては全ての上映用フィルムをニュープリントし、日本語字幕版及び吹き替え版を制作、プリント上映とデジタル上映による公開となります。

トムスは、劇場版『名探偵コナン』製作委員会の一員として、アニメーション制作および海外販売を担当していますが、同一作品が日中両国において同年度内に劇場公開を実現することを強く希求しながら、「対話重視」の地道な営業活動を続けてまいりました。

このたびの劇場公開は、中国での劇場版『名探偵コナン』シリーズの位置付けを今まで以上に確固たるものとし、放送・配給、ビデオ販売へと繋げていく布石となるばかりでなく、アジア圏における『名探偵コナン』のブランディングを一層強化するものと確信しています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa