制作費135万円という超低予算ながら、全世界で180億円以上の興行収入を記録した『パラノーマル・アクティビティ』。

世界的大ヒットを受け制作された続編『〜2』も、歴史に名を残すほどの興行収入を記録。そして、2011年2月の公開からわずか9カ月となる11月1日(火)、その続編となる『パラノーマル・アクティビティ3』が日本公開となります。

社会現象にまでなった衝撃的な映像、超常現象の真相が、今作『パラノーマル・アクティビティ3』で明らかになります。

なお、前作『パラノーマル・アクティビティ2』でTVCMに出演したマツコ・デラックスさんが、引き続き『3』でもCMにご出演いただくことが決定いたしました!

【マツコ・デラックスさんコメント】

Q.シリーズに2作連続で起用された感想はいかがですか?

マツコ・デラックスさん:
複雑ですよ、思いとしては。
あの…私が、怖い…気持ち悪いからなのか。
私がCMに出たことで評判がよかったとしても、なんで評判よかったのか私にはよくわからないんですけれども、この不景気の時代に2作連続で報酬も頂きながら、映画も観られて、このように皆さんとも親交を深められる、こんないい話はありません。
本当にありがとうございます。

【CM収録の模様】

10月某日、都内のホールを借り切って行われた『パラノーマル・アクティビティ3』のCM撮影は、和やかな雰囲気の中にもピリピリとした緊張感が張り詰めていた。

ホール出入り口の重厚な扉。何も聞かされず扉前に連れてこられたマツコ・デラックスさんは、ホール内に入った瞬間驚愕する。

世界的に大ヒットした人気シリーズ『パラノーマル・アクティビティ』の最新作、『パラノーマル・アクティビティ3』の試写会に、本人には内緒で連れて来られたというのが今回撮影されたCMの内容。

マツコさんは、重厚な扉を開け中に入ったものの、「もういやっ!」と、超常現象を描いた映画ということで、怖くて堪らず外に出てくるシーンも。

ただ、やはりどんな時でもマツコはマツコだった。

テスト本番からカメラを回させて、自分に適度のプレッシャーを与えながら撮影に挑んで行くようにも感じられたが、その現場に入ってからの集中力と瞬発力は<さすが>の一言。

ただ、大きな体に大きな声、豪快で毒舌家のマツコのイメージはそのままに、その場で意見を出しながら臨機応援に(撮影に)対応する姿は、意外にも少しだけ彼女を“女優”として感じさせる現場でもあった。

しかし、すぐに撮影の合間合間でスタッフや関係者をイジリ、いつもの口調で「あんたやって見なさいよ」と言いながら笑いを振りまくマツコ流パフォーマンスは、終始撮影を和やかにしていた。

超常現象の映画には似つかわしくないが、このギャップがきっと(映画の)怖さを倍増させると確信した(CM撮影)収録だった。

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執筆者

Yasuhiro Togawa