反体制運動、殺人、獄中生活、ベストセラー作家、投身自殺…
三島由紀夫に憧れ、壮絶な人生を歩んだ作家・見沢知廉に迫るドキュメンタリー
新左翼から新右翼へと身を転じ、スパイ疑惑の仲間を殺害した罪で12年間の服役中に書いた小説「天皇ごっこ」が新日本文学賞を受賞して、一躍時代の寵児となった見沢がその果てに選んだのは自死だった…。
日本という国家の中で彷徨い続けた見沢知廉が探し求めていたものとは何だったのか。
見沢と全ての行動を共にした親友・設楽信行、見沢の師・鈴木邦男、見沢に励まされ作家を志した・雨宮処凛、そして見沢を支え続けた母・高橋京子などのインタビューを通して、解き明かしていきます。
監督は異端の美術家、大浦信行。かつて天皇をコラージュした作品で日本のタブーに挑んだ大浦は、日本の変革に魂を捧げた作家・見沢知廉に共鳴し、心象風景を織り交ぜる独創的なイマジネーションで狂想のドキュメンタリー作品を生み出しました。
 公開を記念してトークイベントを開催します。

『天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命』公開記念トークイベント開催!
思想家、活動家、ジャーナリスト、作家、評論家が、映画
『天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命』と見沢知廉
の小説「天皇ごっこ」にまつわる天皇について大激論!
10/29(土)鈴木邦男(一水会顧問)
10/30(日)田原総一朗(ジャーナリスト)
11/3(木・祝日)植垣康博(元連合赤軍兵士)
11/5(土)篠田博之(月刊「創」編集長)
11/6(日)福住廉(美術評論家)
11/11(金)雨宮処凛(作家)
※詳細はホームページにて http://www.tenno-gokko.com

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執筆者

Yasuhiro Togawa