東京国際映画祭期間中に開催され、第8回目を迎える「文化庁映画週間」。2011年度では映画をあらゆる角度から取り上げる4つのイベントで構成され、いずれのイベントも立場の異なる人が映画を通じて集う場を提供しています。今年も文化庁映画週間のテーマである「映画でつながろう」を基に、例年 大盛況を収めているシンポジウム-MOVIE CAMPUS-を実施します!また、映画の持つ魅力を、映画人ではない著名人が「ナビゲーター」となり独自の視点で語る新感覚カルチャートークショーイベント『映画ナビゲーターズ』も開催。

シンポジウム -MOVIE CAMPUS- 第一部 10月28日(金)13:00〜 六本木アカデミーヒルズ49
『今、日本のアニメーション映画の未来を考える』
◆国内外から注目されながら益々多様化している日本のアニメーション!アニメ業界を担う才能たちが集合し、それぞれの立場でアニメの未来をディスカッションする。
アニメーション映画のクリエイションとプロデュースにおいて、これから求められているもの、取り組むべき課題、目指すべき方向についてディスカッションを行います。制作体制を海外に求めながら、国内で制作されるオリジナルアニメーション映画の製作システムやノウハウをこれから若手のアニメーターや監督にどのようにつなげて体系化していくのかを考えます。さらにグローバル化する中で日本のアニメーション映画をどのように海外へつなげて<発信>いくのか、製作システム、映画祭や海外マーケットの実績や事例などを専門家などの見識を交えてアニメーション映画の未来について考えます。

シンポジウム -MOVIE CAMPUS- 第二部 10月28日(金)15:20〜 六本木アカデミーヒルズ49
『映画でつながるために。——風穴を開けつづける映画業界の挑戦者たち』
◆映画業界に大きな影響を与えた先駆者の阿部秀司氏、斬新な切り口でヒットを飛ばす川村元気氏を迎え、旬な新しい取り組みを紹介しながら映画の未来を考える!
映画人である限り、映画の力を信じ、さまざまな角度で映画の可能性を探り続けている。実際に人と映画をつなぎ、大きな実績を作り、映画業界に大きな影響を与えた先駆者と、今までとは違う切り口で、新しいつなぎ方を提案し、新しいビジネスを生み出している映画業界の挑戦者たちとで、新しい映画ファンを作るためにはどうするべきかを考え、新たなファンをつなげる視点を映画業界関係者に伝えます。

映画ナビゲーターズ
映画によって影響(インスパイア)されたカルチャーやトレンドをアカデミックな視点で学べるコミュニティカレッジ!映画を新しい次元から垣間見ることで、参加者の知的好奇心を刺激するトークイベントを創出します。
◆10月24日(月)19:00〜20:00(予定)(18:30開場) 六本木ヒルズ TIFF movie café
●ゲスト:本田直之(レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO)
●モデレーター:Sascha(J-WAVEナビゲーター)
<本田直之流・レバレッジ映画術>
ベストセラー作家でもあり、レバレッジ(てこの原理)を使って新しいライフスタイルや仕事術を独自に生み出し、多くの読者に影響を与え続けている本田直之流のレバレッジ映画術に注目です。
◆10月29日(土)19:00〜20:00(予定)(18:30開場) 六本木ヒルズ TIFF movie café
●ゲスト:小島慶子(ラジオパーソナリティー)

詳細は公式PRサイトでもご覧いただけます。
http://bunka-cho-filmweek.jp/

執筆者

Yasuhiro Togawa