杉並アニメーションミュージアムで11月20日まで開催中の『人狼 JIN-ROHセル画展』の関連イベントとして、監督の沖浦啓之氏と作画監督の西尾鉄也氏を招いてのトークイベントを開催いたします。
2000年に公開されたアニメーション映画『人狼 JIN-ROH』。2011年現在では、アニメーションの制作環境も様変わりしました。今回のイベントでは、沖浦氏と西尾氏から「人狼という作品への思い」、「今だから語れる制作秘話や苦労話」などを掘り起こし、『人狼 JIN-ROH』を振り返りたいと思います。

開催日時:10月23日(日) 開場14:30/開演15:00
開催場所:杉並アニメーションミュージアム内 アニメシアター (定員50名)
参 加 費:無料
参加方法:10月8日(土)15:00よりメールにて申込み受付開始(参加者多数の場合は抽選)
※詳しくは、ミュージアムホームページ(http://www.sam.or.jp/)をご覧ください。

≪ゲストプロフィール≫
◎沖浦啓之(おきうら ひろゆき)
1966年 大阪府生まれ。1982年、作画スタジオ 有限会社アニメアールに入社。
1984年 TVシリーズ「星銃士ビスマルク」で初作画監督。
映画『AKIRA』、TV『ピーターパンの冒険』、映画『老人Z』等の原画をつとめ、1991年上京。
1992年 映画『走れメロス』でキャラクターデザイン・作画監督・絵コンテを担当、
1995年 映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』のキャラクターデザイン・作画監督を経て、2000年に初監督となる映画『人狼 JIN-ROH』を発表。ポルト国際映画祭1999での最優秀アニメーション賞・審査員特別大賞受賞をはじめ、他映画祭でも各賞を受賞。
2001年には映画『COWBOY BEBOP 天国の扉』にオープニングの絵コンテ・演出・原画で参加。
2004年に映画『イノセンス』でキャラクターデザイン・作画監督・原画を担当し、その後映画『ももへの手紙』へ着手。監督作品としては2作目となる。

◎西尾鉄也(にしお てつや)
プロダクション I.Gに所属する人気アニメーター。
TV「おそ松くん」で動画デビュー。主な参加作品は、TV『NINKU -忍空-』(キャラクターデザイン)、映画『イノセンス』(作画監督)、TV『攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG』(キャラクターデザイン)、TV・映画『NARUTO -ナルト-』(キャラクターデザイン)、映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(キャラクターデザイン・作画監督)など。『人狼 JIN-ROH』では作画監督をつとめる。
2009年東京アニメアワードノミネート部門、個人部門キャラクターデザイン賞を受賞。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=39695

執筆者

Yasuhiro Togawa