〜快挙!世界の巨匠監督に並んで『サウダーヂ』が映画祭堂々参加!〜

今年10月22日に公開を控える空族製作・富田克也監督『サウダーヂ』が、この度、8月の「ロカルノ国際映画祭」に続き11月に開催される「リスボン&エストリル映画祭」out of competitionに選ばれ、上映されることが決まりましたので、お知らせいたします。

〜ラインナップは名だたる巨匠たち、日本からは唯一の選出!〜

「リスボン&エストリル映画祭」は、2007年に始まり、今年で5回目を迎える若い映画祭ですが、ポルトガルで最も重要な映画祭となっています。毎年、世界の映画界で最も重要なキーパーソン・作品が招待されル映画祭です。
映画祭ディレクターは、オリヴェイラ、ペドロ・コスタ、スコリモフスキ、クローネンバーグ、モンテイロなどの伝説的なプロデューサーであるパウロ・ブランコ。彼は今年のロカルノ映画祭で審査委員長を務めており、その際に出品された『サウダーヂ』を見て、その彼から直々に、出品のオファーがあった。ディレクター自らが世界の最高の作り手の伴侶であることも相まって、世界の映画人に厚い信頼を受ける映画祭なのです。
 「サウダーヂ」が出品される「アウト・オブ・コンペティション(特別招待)」部門は、映画祭の中でも最も華々しいセクションで、上映作品のほとんどは、カンヌやヴェネチアのメインコンペティションの出品作品であり、今年1年の世界の最高傑作のショウケースです。その中に、もちろん唯一の日本映画として、また商業資本が入っていないという意味で純粋なインディペンデント作品としては異例の招待となりました。

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執筆者

Yasuhiro Togawa