今年で第33回を迎えた「PFF ぴあフィルムフェスティバル」のメインプログラムである、自主製作映画のコンペティション「PFFアワード2011」の受賞結果をご連絡いたします。全国各地域より応募された602本の作品から一次審査、二次審査を経て17作品が入選となり、本映画祭で上映(9月20日〜30日 会場:東京国立近代美術館フィルムセンター)されました。その中から本日、最終審査員の方々により、各賞の発表が行われました。受賞結果は下記の通りです。

■グランプリ/副賞100万円
映画監督として最も期待したいつくり手に贈られます。
『ダムライフ』 監督:北川 仁  (29歳/東京都出身/上映時間:84分)

■準グランプリ/副賞20万円
グランプリに迫る才能を感じさせるつくり手に贈られます。
『春夏秋冬くるぐる』 監督:日原進太郎 (31歳/大阪府出身/上映時間:45分)  

■審査員特別賞/副賞10万円
無視することができない才能を感じさせるつくり手に贈られます。 (※作品名50音順)
『 (TAITO)』 監督:緑朗 (27歳/愛知県出身/上映時間:70分)  
『パッション』 監督:南部充俊 (34歳/神奈川県出身/上映時間:92分) 
『僕らの未来』 監督:飯塚花笑 (20歳/群馬県出身/上映時間:75分) 

■エンタテインメント賞
(ホリプロ賞)/副賞
作品の優れたエンタテインメント性に対して贈られます。
『ニュータウンの青春』 監督:森岡 龍 (23歳/東京都出身/上映時間:95分)

■映画ファン賞
(ぴあ映画生活賞)/副賞
一般審査員による賞。「映画館で見たい」才能に対して贈られます。
『チルドレン』 監督:武田真悟 (24歳/愛知県出身/上映時間:108分) 

【今後の上映スケジュール】
※グランプリ作品は、第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門にて招待上映されます。
※第33回PFF ぴあフィルムフェスティバル全国開催
神戸アートビレッジセンター、京都シネマ、愛知芸術文化センター、福岡市総合図書館でのPFF開催日程は、公式HPにて発表します。
※PFFを主催する公益財団法人ユニジャパンは、昨年度より経済産業省より受託している、「若手映像クリエーター育成事業」を、本年度はPFFと連携し、アワード入選者の中から企画を募り、短編映画製作を実施しております。選定結果につきましては、ユニジャパンサイトにて発表いたします。また、完成作品については、国内、海外の映画祭で広く発表していく予定となっております。

PFFぴあフィルムフェスティバル公式HP:http://pff.jp/

執筆者

Yasuhiro Togawa