2012年1月14日(金)全国公開の「マイウェイ 12,000キロの真実」が、10月6日(木)より、韓国釜山市で開催される同映画祭に、製作途中の作品ながらメインイベント扱いで参加することが明らかになりました。映画祭には、主演のオダギリジョー、チャン・ドンゴンに加え、<中国No.1美女>に選ばれ、日本ではサントリーの鳥龍茶のTVCMで人気のファン・ビンビン、カン・ジェギュ監督も登場予定となっております。またオダギリジョーは、<ニューカレンツ部門 審査員>にも決定。映画祭史上初となる、W参加が決定しました。

【映画『マイウェイ 12,000キロの真実』の参加内容】
 ●6日(木)オダギリジョー、チャン・ドンゴン、カン・ジェギュ監督 レッドカーペットに登場
 ●8日(土)公式記者会見
         登壇者/オダギリジョー、チャン・ドンゴン、ファン・ビンビン、カン・ジェギュ監督
           ※オープニング映像+ハイライト+メイキング映像+監督&出演者 質疑応答
           ※会場となる釜山CGVセンタムシティーは、本映画祭でのメイン会場で千名以上が収容できる。
             製作途中の作品の扱いとしては、異例中の異例となる。
           ※主演のオダギリジョーは、ここで初めてハイライト映像を鑑賞する

●9日(日)海雲台のビーチで一般のお客様に向けての大規模オープントークイベント
         登壇者/オダギリジョー、チャン・ドンゴン、カン・ジェギュ監督が登壇予定
         ※1000人以上収容できる会場での大オープントーク
           ※過去には、「アイカムウィズザレイン」で木村拓哉が登壇
         
製作中にも関わらず、“異例のメイン枠での公式記者会見”
“ビーチでの大規模オープントーク”
今年の「釜山国際映画祭」の前半は、映画『マイウェイ』がジャック!!
 
一般には殆ど全貌が明かされていない日韓プロジェクトの本作。<極限状況の中で全てを失い、それでも“生き抜く”二人の男>を描いた、「マイウェイ」のこれまで明かされてこなかった映像が初公開されるということで、日本&韓国のみならず、国際映画祭の舞台で世界中のメディアから大きな注目を集めることになりそうです。

この作品が、日韓の絆が一層強まるきっかけになればと願う、カン・ジェギュ監督にとっても、今回の「釜山国際映画祭」は大きな一歩となります。

【本作の元になった、実在した東洋人兵士】
 物語の発端は、アメリカ国立公文書館に保管されていた一枚の写真だった。
ドイツ軍の軍服に身を包んだ、この東洋人の姿は、韓国国内で話題となった。
1944年、史上最大の上陸作戦<ノルマンディー上陸作戦>作戦終了後、一人の東洋人が発見される。彼が語り始めたのは、日本兵として朝鮮半島を出発し、12、000キロの道のりを戦い抜き、しかも全ての戦いで敗戦し、捕虜になり続け、日本、ソ連、ドイツ三カ国の軍服を着て戦ったという衝撃的な物語だった。

【撮影中エピソード】
 ・撮影は、8ヶ月、240日間にも及んだ
 ・本作品は、朝鮮半島からソ連を経由して、12,000キロにも及ぶ移動をして、ノルマンディーの戦闘に
  ドイツ兵として参加することになった、日本兵の実話をもとにした物語
 ・超大作の本作。撮影カット数は、5700カット以上に及んだという
 ・ノルマンディーそっくりの砂浜を探すためのロケハンは、地球一周分にも及んだそう
 ・雪山のシーンが続いた時期、撮影地だった韓国は冬で、マイナス15°の環境で撮影が行われた

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=49261

執筆者

Yasuhiro Togawa