永遠に誕生と死を繰り返す生命の力、“サークル・オブ・ライフ”という壮大なテーマを、ディズニーらしい美しい映像とユーモアを交えて描き、記録的な大ヒットとなった映画『ライオン・キング』が、公開から17年を経た今年3D映画として甦り、見事に全米初登場ナンバーワンを獲得する大ヒット発進となった。

ウォルト・ディズニー・ジャパン㈱のスタジオ・エンターテイメント部門であるウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが10月8日より日本で公開する『ライオン・キング/ディズニーデジタル3D™』は、ディズニー・アニメーション史上最大のヒット作にして、壮大な“生命の讃歌”の物語『ライオン・キング』の3D化作品。

全米では9月16日より公開し、2330館で上映、18日までの週末3日間で3000万ドルを超える($30,151,614)興行収入をあげて全米初登場第1位を獲得した。同一作品の再公開による全米興収第1位の獲得は『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』(1997年)以来、14年ぶりの快挙。ウォルト・ディズニー・スタジオ会長リッチ・ロス氏は「『ライオン・キング』はそのストーリーとキャラクターがいかに飛びぬけて優れた力を持っているかを、再度証明した。この時を超越した名作は、映画でも舞台でも世界中のすべての世代の人々の心に今後も感動を与え続けるだろう。」と、コメントした。

1994年に公開されたオリジナル版『ライオン・キング』は記録的な大ヒットとなり、今もなおディズニー・アニメーション・スタジオが製作したアニメーションで最高の興行収入記録(世界興収7億8,380万ドル)を持っているほか、初ビデオ化した際も全米だけで4,500万本というパッケージ業界でも過去最高の売り上げを記録、サウンドトラックもディズニー史上最高の売上となり、アメリカレコード協会から1000万枚以上のセールスを記録したビッグヒット作だけに贈られ、未だ過去4枚しか認定されていないという“ダイヤモンド・ディスク”に認定され、当時、第67回アカデミー賞で最優秀主題歌賞、最優秀オリジナル作曲賞と音楽部門を独占!更に第52回ゴールデン・グローブ賞では、ミュージカル・コメディー部門最優秀作品賞、最優秀作曲賞、最優秀主題歌賞を受賞と、ミュージカル映画としても最高の栄誉を得た。1997年から上演されているブロードウェイ・ミュージカル版は5,757回にも及び、ロンドン上演版も先週(9/13)5,000公演を突破!日本でも劇団四季によるミュージカルが1998年から始まり今もなお大人気ロングラン公演中だ。

このディズニー第二次黄金期の大傑作であり、ディズニー・アニメーション最大のヒット作である壮大な生命の物語は日本では、10月8日より3D公開されるが早くも期待が高まっている!

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執筆者

Yasuhiro Togawa