国内にとどまらず、ヨーロッパ、アジア、ロシアや南米など世界中にファンを持ち原作の累計発行部数が3000万部を突破する、まさに日本を代表する漫画『ベルセルク』が遂に映画化されます。連載20年以上に及ぶ長大な物語全てを映像化する壮大なサーガプロジェクトのはじまりとして、ファンの間で最も人気が高く、最もドラマチックな展開を見せる“黄金時代篇”を3部作構成で映画化。第一弾の『ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵』は2012年1月全国公開となります。
このたび、主題曲に平沢進氏、音楽を鷺巣詩郎氏が担当することが決定いたしました。平沢氏は1997年に放送されたTVアニメ「剣風伝奇ベルセルク」でも劇中歌を担当。一方の鷺巣氏は「新世紀エヴァンゲリヲン」や『BLEACH』のほか、数々のアーティストに楽曲提供するなど30年以上にわたり日本の音楽シーンを支えており、ベルセルクの世界観を忠実に映像化するにふさわしい豪華な布陣となりました。平沢氏と鷺巣氏のコメントとプロフィールは下記になります。

■主題曲:平沢進氏
【コメント】 ベルセルクの世界観は、私の日常的な創作活動の基底に敷き詰められたある種の明暗のジグソーパズルの内、多くのピースを共有しています。ですから私は創作の姿勢を何ら変更することなく、自分自身の作品として作曲に臨む事が出来ます。これはとても幸運な事です。再び私を起用して下さった三浦先生と全ての関係者に感謝します。
【プロフィール】東京都出身。1979年にバンド「P-MODEL」としてデビュー。89年より並行してソロ活動を開始。歌に重心を置いた無国籍風サウンドは「過去(神話/民俗的世界)」と「未来(SF/コンピューター的世界)」が「現在」に出会ったかのような、 唯一無二の魅力を放つ。
オフィシャルサイト http://noroom.susumuhirasawa.com/

■音楽:鷺巣詩郎氏
【コメント】
かくも壮大なる「ベルセルク」の音楽を担当させていただくことになり、ダークファンタジー好きにとって、いつになく濃密なる充実感を味わっております。戦闘が多いゆえ、自らも戦(いくさ)におもむく気持ちで、さらには原作および監督のフィロソフィーに迫るべく音楽が奏でられるよう、常に高みを目指し、邁進いたします!!
【プロフィール】70年代より、あらゆるシンガー、インストゥルメンタリスト、映像音楽のために、何千もの楽曲を手がけ、多くのヒット作を絶えず世に送り出し、驚異的キャリアを誇る、作、編曲家。London、Paris、東京を拠点に活動、クラブ経営、映画制作も手がける。近作は、MISIA、葉加瀬太郎、May’n、『武士』
『ヱヴァンゲリヲン』『BLEACH』など。

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執筆者

Yasuhiro Togawa