時代の先端を走るプロフェッショナルを館長として迎え、ずばり”人生に衝撃を与えた一本”をテーマに、館長自身がセレクトした映画の上映とトークイベントをベースに、若い観客たちに“人生の一本”を探してもらう新しい上映イベント“原宿シネマ”(企画・主催: STYLEJAM/VACANT)。
これまで、キャンドルアーティストのCandleJUNEさん、ファッションデザイナーのeriさん、スタイリストの伊賀大介さんが館長として参加し、トークイベントやワークショップなど、それぞれの演出でどの回も超満員の大盛況となっている原宿シネマ。今月の館長に、フードディレクターの野村友里さんが決定いたしました。
野村さんは、ケータリングフードの個性的な演出や料理教室、雑誌での連載などを通し、食が持つ可能性を世に伝えている、世界中で活躍する人気フードディレクター。そんな野村さんがセレクトした上映作品は、SF映画史上に残る名作であり、スティーブン・スピルバーグの最高傑作『未知との遭遇』に決定。また、上映後には、野村さん率いるeatripチームが映画からインスピレーションを受けて作ったごはんをみんなで食べながらトークイベントを行います。詳細、受付は公式サイトへ!URL:http://www.harajukucinema.com/

■野村館長からの一言
始めて見た時の感動は今の世の中で改めて見ても色あせない。

全く未知の世界を、主人公を通して観る側も疑似体験してスクリーンの中に引き込まれ、ガツンと衝撃を覚えた最初の映画だと思います。
人類と宇宙人が出会い音で交信するシーンの興奮は未だに忘れられない。
30年以上も前に創りあげて人々に衝撃を与えたスピルバーグは、やはり偉大としか言いようがない。

是非多くの人をスクリーンを前に一緒に
新たな気持ちで共有できたらとうれしいです。

■第4回 原宿シネマ”未来を感じる映画たちVol.1”概要
開催日程: 2011年9月17日(土)
場所:VACANT(住所:渋谷区神宮前3‐20‐13)
タイムテーブル:
15:30 開場
16:00 館長挨拶 
16:15 映画上映 
18:40 館長トークイベント(晩ごはん付き)スタート
19:10 イベント終了予定
入場料金:一般 \2,800
学生 \2,500 ※受付にて学生証をご提示ください
原宿割 \2,500 ※原宿在住もしくは勤務されている事が分かるもの持参ください。
※晩ごはん付き料金となります。

上映作品:『未知との遭遇』(137min)
監督・脚本:スティーブン・スピルバーグ
製作:ジュリア・フィリップス/マイケル・フィリップス
撮影:ヴィルモス・ジグモンド/ラズロ・コヴァックス
特撮:ダグラス・トランブル
出演:リチャード・ドレイファス、フランソワ・トリューフォーほか
製作年:1977年

ストーリー:
スティーヴン・スピルバーグ監督が地球人と異星人との接触をテーマに描いた
映画史上に残るSFファンタジーの大傑作。
電気技師のロイは、町の停電を調べている際にUFOと遭遇。やがて彼は、
その光の虜となり、会社を首になり妻子に見放されながらも、光を追いかけていく。
そしてついにたどり着いた先で、彼が見たものとは…。
メキシコの砂漠で発見される第二次大戦中の戦闘機、UFO目撃、バリー少年誘拐事件、やがて迎える異星人との接触のカタルシス。音と光を駆使して描ききった感動的なクライマックスは、まさに映画ならではパワーを感じさせてくれる。宇宙人とのコンタクト計画を進めるラコーム博士役にフランス映画界の愛の名匠フランソワ・トリュフォーを抜擢したセンスも素晴らしい。1978年アカデミー賞最優秀撮影賞受賞、1979年グラミー賞最優秀映画用アルバム作曲賞受賞作品

■館長 プロフィール
フードクリエイティブチームeatripを主宰。ケータリングフードの個性的な演出や料理教室、雑誌での連載やラジオ出演などを通し、食が持つ可能性を世に伝えている。映画「eatrip」では初監督をつとめ、レシピ本「eatlip gift」がマガジンハウスより発売中。http://www.babajiji.com/

■「原宿シネマフード by eatrip」
野村友里さんが率いるeatripチームが、『未知との遭遇』からインスピレーションを受け、オリジナルフードを用意しています。

執筆者

Yasuhiro Togawa