この度ジョージ・クルーニー最新主演作THE DESCENDANTS『ザ・ディセンダンツ(原題)』が9月8日から開催されるトロント映画祭の特別招待作品として上映されることが決定いたしました。ハワイを舞台に、そこに暮らすある家族に起こった出来事を『サイドウェイ』でアカデミー賞脚本賞を受賞したアレクサンダー・ペイン監督が描く本作は、11月の全米公開を前にコロラド州で開催されたテルライド映画祭のプレミア上映で、<ジョージ・クルーニーの演技史上、最高傑作! との声を背景に、すでに来年度のアカデミー賞候補間違いなし!> という絶賛の嵐を受けています!

テルライド映画祭は、アカデミー賞への登竜門として近年とみに注目されているコロラド州のリゾート地で行われるプライベートな映画祭で、最近では『スラムドッグ$ミリオネア』『マイレージ、マイライフ』『ブラック・スワン』『英国王のスピーチ』などがワールド/北米プレミアを行い、ここでの反響をもって、続くトロント、ニューヨークなどの映画祭に臨み、オスカーを手にしています。妻の事故をきっかけにあぶり出される秘密と、仕事に生きてきた男が改めて二人の娘と向き合う姿は、この映画祭の観客及び多くのマスコミから高い評価を得ました。

『ザ・ディセンダンツ(原題)』は観客が自らの経験に重ね合わせてしまう、普遍的なテーマを取り扱っている。熱狂を伝えずにはいられないこの作品は、カタルシスを求める大人たちの間で大ヒットになるだろう 。観た者は涙が乾くやいなや、旅行代理店にハワイでのバケーションを予約させるだろう(「サイドウェイ」がワインテイスティングを流行させたように・・・)。

──ヴァラエティ誌 ピーター・デブルグ
ジョージ・クルーニーとアレクサンダー・ペインは確実にアカデミー主演男優賞、脚色賞、監督賞ノミネートを手にするだろう。

──インディー・ワイヤー誌 アン・トンプソン
『サイドウェイ』から5年、アレクサンダー・ペイン監督は自身の最高傑作を放った! とりわけこの映画は、ハワイの最も好ましい、非観光的な眺望と島々の日常を切り取っている。サウンドトラックもほぼ完全に適切かつ、効果的に現地の音楽が使われている

──ハリウッド・レポーター誌 トッド・マッカーシー
など熱狂的な評で迎えられています。日本公開は2012年。11月の全米公開、2012年の日本公開を前に早くもアカデミー賞レースに向かって走り出した『ザ・ディセンダンツ(原題)』の動向にいち早くご注目下さい!

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執筆者

Yasuhiro Togawa