今秋開催いたします「ラテンビート映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2011」の上映作品、豪華ゲストによるイベント開催、前売券発売の詳細が決定いたしましたので、お知らせいたします。2011年は、昨年に続き東京・京都・横浜の3都市で開催致します。
オープニング上映では、キューバ革命10周年記念のキューバ=日本合作映画『キューバの恋人』を上映。主演俳優の津川雅彦氏を招いて、1968年当時のキューバでの撮影秘話を語っていただきます。その他、2011年ゴヤ賞9部門受賞のサスペンス『BLACK BREAD』、リオが舞台の冒険アニメ『リオ!』、ガエル・ガルシア・ベルナル出演の社会派ドラマ『雨さえも〜ボリビアの熱い一日〜』など、最新のラテン映画を上映。バラエティに富んだラインナップでお届けします。
また、スペシャルイベントとして、世界各地を飛び回り活躍する高城剛氏をお迎えし、縁の深いスペインのライフスタイルやエキサイティングに生きる秘訣等を、オリジナルスライドショーとトークでお届けする特別講演『高城剛流スペイン的人生の醍醐味 』も開催いたします。

【開催場所/日程/前売券情報】

東京:9月15日(木)〜19日(月・祝) 新宿バルト9
京都:9月22日(木)〜25日(日)   T・ジョイ京都
横浜:10月7日(金)〜10日(月・祝) 横浜ブルク13
前売券:1回券 一律1500円/回数券(5枚綴り)6000円 
*チケットぴあにて8/20(土) 10:00AMから,新宿バルト9は9/11(日)まで, T・ジョイ京都は9/18(日)まで,横浜ブルク13は10/3(月)まで販売
<主催> LBFF実行委員会 www.hispanicbeatfilmfestival.com

【上映決定13作品】

『キューバの恋人』(日本・キューバ)監督:黒木和雄、出演:津川雅彦、ジュリー・プラセンシア
『うるう年の秘め事ANO BISIESTO』(メキシコ)監督:マイケル・ロウ、出演:モニカ・デル・カルメン
『MISS BALA/銃弾 MISS BALA』(メキシコ)監督:ヘラルド・ナランホ、出演:ステファニ・シグマン
『マルティナの住む街PRIMOS』(スペイン)監督:ダニエル・サンチェス・アレバロ、出演:キム・グティエレス
『プールサイド AUSENTE』(アルゼンチン)監督:マルコ・ベルヘール、出演:カルロス・エチェバリア
『雨さえも〜ボリビアの熱い一日〜 TAMBIEN LA LLUVIA 』(スペイン・仏・メキシコ)監督:イシアル・ボジャイン、出演:ルイス・トサル、ガエル・ガルシア・ベルナル
『BLACK BREAD PA NEGRE』(スペイン・仏)監督:アグスティ・ビリャロンガ、出演:フランセスク・コロメール
『チコとリタ CHICO & RITA』(スペイン・英)監督:フェルナンド・トゥルエバ、ハビエル・マリスカル
『トレンテ4 TORRENTE4 LETHAL CRISIS』(スペイン)監督・出演:サンティアゴ・セグーラ 
『リオ! RIO』(米国)監督:カルロス・サルダーニャ、声:ジェシー・アイゼンバーグ、アン・ハサウェイ
『人生は一度だけ Zindagi Na Milegi Dobara』(インド)監督:ゾーヤー・アクタル、出演:リティック・ローシャン
『カルロス CARLOS』(仏・独)監督:オリヴィエ・アサイヤス、出演:エドガー・ラミレス
『THE LAST CIRCUS (英題) BALADA TRISTE DE TROMPETA』(スペイン)
監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア 出演:カルロス・アレセス、アントニオ・デ・ラ・トーレ、カロリーナ・バング

【豪華ゲストによるイベント開催!】

『キューバの恋人』の主演俳優・津川雅彦の舞台挨拶決定!
9月15日(木)18:30〜(『キューバの恋人』上映終了後)
キューバ=日本の合作映画『キューバの恋人』の上映後、主演の津川雅彦氏が登壇。1968年当時のキューバでの撮影秘話を語っていただきます。

特別講演:高城剛トークショー『高城剛流スペイン的人生の醍醐味 』
プレゼンター:高城剛
9月18日(日)16時〜(90分)
世界各地を飛び回り活躍する高城剛氏が、縁の深いスペインのライフスタイルやエキサイティングに生きる秘訣等を、オリジナルスライドショーとトークでお届けする特別講演。
「これまでに住んだ国の中で最もスペインが気に入ってる」と語る高城氏。世界各国をハイパーノマドの如く飛び回る彼を魅了するスペインとは? 常に独自の視点で時代を読み警笛を鳴らしながらも、誰よりも人生を楽しむ努力を惜しまない高城氏が、バルセロナでの生活やスペイン各地での経験を軸に、そのライフスタイルや楽しくエキサイティングに生きる秘訣などを、スライドショーと音楽とトークでお届けする、ラテンビート・スペシャル企画。今、私たちを取り巻く環境が劇的に変化しているターニング・ポイントにおいて、旧来の「日本的思考」に風穴を開ける新しい考え方や視点を、高城剛流に語る熱い90分。来場者とのQ&Aも予定。この機会をお見逃しなく。

【上映13作品&ゲスト情報】

キューバの恋人 LA NOVIA DE CUBA
監督:黒木和雄
出演:津川雅彦、ジュリー・プラセンシア、フィデル・カストロ
1969年/ドラマ/モノクロ/日本・キューバ/95分
1968年。革命から10年後のハバナに降り立った船員アキラは、街で見かけたマルシアに心を奪われる。彼女は葉巻工場で働きながら、革命のため民兵になっていた。アキラは、彼女を追ってキューバを縦断。行く先々で革命に献身する民衆やその苦難の歴史を目の当たりにする。それは、求愛の旅であると当時に、平凡な日本人の価値観とキューバの現実との葛藤の旅でもあった。キューバ革命10周年を記念して製作された日本=キューバ唯一の合作映画。キューバ側は、劇映画監督として当時は無名に近かった黒木監督を指名し、全面協力。企画からロケまで10カ月という過重な負担と闘いながらの製作であった。カストロやチェ・ゲバラの演説や歓喜する群衆、道端で語らう市民など、当時のキューバの歴史的映像がふんだんに盛り込まれたドキュメンタリー風のロード・ムービーに仕上がっている。
★津川雅彦(主演俳優)、登壇予定

うるう年の秘め事 ANO BISIESTO
監督:マイケル・ロウ
出演:モニカ・デル・カルメン、グスタボ・サンチェス・パラ、アルマンド・エルナンデス
2010年/ドラマ/メキシコ/92分
2010年カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)
4年に1度だけやってくる、うるう年の2月。メキシコシティのアパートに一人で暮らすラウラは、田舎の母親と電話で話したり、インターネットを利用して外の世界とつながりながら、淡々と暮らしていた。だが、夜になると彼女の生活は一変。激しい孤独感から、夜な夜な男たちを部屋に連れ込み、激しく身体を重ねるようになる。中でもアルトゥーロとの関係にラウラは夢中になる。そして、ラウラが忘れることのできない2月29日がやってくる…。
激しい性描写やサディズムといったアブノーマルな世界を描き、2010年のカンヌ国際映画祭では、大島渚監督の『愛のコリーダ』と並び称されるほどの衝撃を与えた。
オーストラリア出身のロウ監督はこの作品でカメラドール(新人監督賞)を受賞している。
公式サイト&予告編:http://www.golem.es/bisiesto/

MISS BALA/銃弾 MISS BALA
監督:ヘラルド・ナランホ
出演:ステファニ・シグマン、イレーネ・アスエラ、ミゲル・コトゥリエル
2011年/アクション・ドラマ/メキシコ/113分
ミス・バハ・カリフォルニアになることを夢見る23歳のラウラは、友人と出かけた国境の町のナイトクラブで、ある凄惨な虐殺現場に遭遇する。ラウラは警官に助けを求めるが、彼らは犯罪組織と深いつながりを持っていた。犯人グループのリーダー、リノは命を助ける代償として、ラウラに犯罪に手を貸すよう命じる。
着飾ることにしか興味がなかった平凡な若い女性が、事件の目撃者となったことをきっかけに、凶暴な野獣となっていく様をリアルに描く。銃社会や麻薬密売、警察の汚職といったメキシコの現実にメスをいれたハードなバイオレンス・ムービー。実在するミスコンの女王ラウラ・スニガの事件がベースになっている。2011年カンヌ国際映画祭ある視点部門出品作。
公式サイト&予告編:http://www.missbala.com/

マルティナの住む街 PRIMOS
監督:ダニエル・サンチェス・アレバロ 
出演:キム・グティエレス、ラウル・アレバロ、インマ・クエスタ
2011年/コメディ/スペイン/101分
結婚式当日、花嫁に逃げられたディエゴは、いとこのフリアン、ミゲルとともに、青春時代に素敵な夏の思い出を作った懐かしの村を訪れる。失恋のショックを振り払うかのように、羽目をはずして遊びまわるディエゴは、10年前の彼女マルティナと再会し、急接近。繊細な心の持ち主ミゲルは、マルティナの幼い息子と意気投合する。
一方、仕切り屋のフリアンは、旧友バチが、酒に溺れ落ちぶれている姿に心を痛め、彼の再起に一役買うことにする。
大人になりきれない男たちのかけがえのない夏休みを、ハートウォーミングに描いたライト・コメディ。
『蒼ざめた官能』で若い二人の赤裸々な愛を描いて注目を浴びたダニエル・サンチェス・アレバロ監督が、主演のキム・グティエレスと再びタッグを組んだ。
公式サイト&予告編:http://www.primoslapelicula.com/

プールサイド AUSENTE
監督:マルコ・ベルヘール
出演:カルロス・エチェバリア、ハビエル・デ・ピエトロ、アントネラ・コスタ
2011年/ドラマ/アルゼンチン/87分
2011年ベルリン国際映画祭テディ賞
高校教師のセバスティアンは、目を怪我したと言う生徒マルティンを病院に連れていく。治療後、車で自宅へ送ろうとするが、マルティンは「家のカギを失くし、親と連絡もとれない」と巧みに嘘をつき、セバスティアンの家へ上がり込む。人目もはばからず、裸で部屋を歩き回るマルティンにセバスティアンは戸惑いを覚えるが…。
怪しげな魅力を放つ16歳の少年と、徐々に彼の虜になっていく高校教師。二人の微妙な距離と心の奥の探り合いを、独特のカメラワークであぶり出す異色の恋愛ドラマ。
2011年のベルリン国際映画祭ゲイ&レズビアン映画部門(テディ賞)で見事大賞を受賞した。監督はアルゼンチンの新鋭マルコ・ベルヘール。
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=VpAnldMoR5w

雨さえも〜ボリビアの熱い一日〜 TAMBIEN LA LLUVIA
監督:イシアル・ボジャイン
出演:ルイス・トサル、ガエル・ガルシア・ベルナル、エンマ・スアレス
2010年/ドラマ/スペイン・フランス・メキシコ/99分
2011年ゴヤ賞助演男優賞、2011年ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞
映画監督のセバスティアンとプロデューサーのコスタは、新大陸の発見者クリストバル・コロンを描く映画撮影のため、ボリビアのコチャバンバを訪れる。折しも現地では、欧米企業による横暴な水道事業の独占によって、多くの住民が水道料金の大幅値上げに苦しめられていた。大勢のエキストラ応募者の中から選ばれた先住民族のダニエルは、撮影の合間に抗議運動に参加。映画の出資者の目を気にするコスタは、彼の行動に難色を示す。2000年初頭にボリビアで起こった水道事業を巡る攻防「水戦争」を、映画スタッフの目を通して描いた社会派ドラマ。 劇中劇でコロンを演じたカラ・エレハルデは、2011年のゴヤ賞で助演男優賞を受賞。『麦の穂をゆらす風』等、ケン・ローチ監督作品で知られるポール・ラヴァーティが、脚本を担当している。
公式サイト:http://www.eventherainmovie.com
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=gvyYgBDZQ0I

BLACK BREAD(英題)PA NEGRE
監督:アグスティ・ビリャロンガ
出演:フランセスク・コロメール、マリナ・コマス、ノラ・ナバス
2010年/ドラマ/スペイン・フランス/113分
2011年ゴヤ賞作品賞・監督賞・主演女優賞ほか(全9部門)。サン・セバスティアン国際映画祭主演女優賞
舞台はスペイン内戦後のカタロニア。11歳の少年アンドレウは、森の中で崖下に転落した馬車を見つけ駆け寄るが、父親の遺体のそばに倒れていた幼子は「ビトルリア」と、謎の言葉を残して息絶える。「ビトルリア」とは森の洞窟に住むと噂される幽霊の名前だ。警察は、事故は何者かに仕組まれた殺人と断定。アンドレウの父ファリオルに嫌疑がかかる。間もなくアンドレウは農村に住む祖母の元へ身を寄せ、父ファリオルは逃亡。父の無実を信じる純粋なアンドレウに、従妹のヌリアらは、大人社会の現実を話して聞かせる。
フランコ政権による厳しい弾圧が行われていた冬の時代を一人の少年の目を通して描いたサスペンス。2011年のゴヤ賞最多9部門受賞ほか数々の映画賞を受賞し、スペイン本国で大ヒットした。
配給:アルシネテラン 2011年、銀座テアトルシネマ他にてロードショー
公式サイト&予告編:http://pannegro.com

チコとリタ CHICO & RITA  
監督:フェルナンド・トゥルエバ、ハビエル・マリスカル
2010年/アニメーション/スペイン・イギリス/94分
2011年ゴヤ賞長編アニメーション賞
若きジャズ・ピアニストのチコと、美しい歌姫リタ。キューバで生まれ育った恋人同士の二人は、いつか米国に渡りミュージシャンとして成功したい、という夢を持っていた。才能を認められたリタは、ニューヨークへと旅立ち、スターへの道を突き進む。やがてキューバと米国の関係が悪化。二人の行く手には様々な困難が立ちはだかる。
40〜50年代の革新的なアフロ・ジャズ・シーンを背景に、二人の激動の人生をリズミカルに描いた音楽アニメーション。監督は、『カジェ54』などラテン音楽をテーマに数々のドキュメンタリーを製作し、『ベル・エポック』ではオスカーを受賞したスペインの名匠フェルナンド・トゥルエバと、オリンピックのマスコット等で知られるアーチストのハビエル・マリスカル。音楽監修とチコの演奏はキューバ音楽の重鎮ベボ・バルデスが務めている。
公式サイト&予告編:http://www.chicoyrita.com/home.html

トレンテ4 TORRENTE4 LETHAL CRISIS
監督:サンティアゴ・セグーラ 
出演:サンティアゴ・セグーラ、キコ・リヴェラ、カニータ・ブラヴァ
2011年/コメディ/スペイン/93分
マドリッド警察のはみ出し者トレンテは、ドジで怠け者で大酒飲み、おまけに不恰好な中年刑事。彼の周りでは、なぜかいつも珍事件が続発し、トレンテは否応なしにトラブルに巻き込まれていく…。おバカなトレンテと大ボケの相棒が、怪しい連中に追いかけられ、お色気美女たちにメロメロになりながら、マドリッドの町を縦横無尽に走り回る、抱腹絶倒のエンターテイメント。
スペインでは、1998年に製作された1作目が大ヒットを記録し、以後シリーズ化された。前作『トレンテ3』にはあのオリバー・ストーンがカメオ出演。本作は今年の3月に公開され、動員No.1を記録。『ボラット』で知られるサーシャ・バロン・コーエンが2012年にハリウッドリメイクを予定している。監督兼主演のサンティアゴ・セグーラは、スペインでは国民的コメディアンとして知られている。
公式サイト&予告編:http://www.torrente4.com/

リオ! RIO
監督:カルロス・サルダーニャ
声:ジェシー・アイゼンバーグ、アン・ハサウェイ、ロドリゴ・サントロ
2011年/アニメ・アドベンチャー/米国/96分
リオデジャネイロで生まれたコンゴウインコのブルーは雛のときに捕えられ、アメリカへ売られてしまう。だが、搬送中に逃げ出し、心優しい少女リンダに助けられる。15年後、ブルーは本屋を営むリンダと一緒に、穏やかに暮らしていた。ある日、店に現れた鳥類研究家のブラジル人トゥーリオは、ブルーは貴重な品種の雄鳥だ、と告げる。リンダとブルーは、トゥーリオが連れてきた雌鳥ジュエルとともに、ブルーの故郷、リオデジャネイロを訪れる。
アメリカ育ちのひ弱な飼い鳥が、かごを飛び出し、故郷のリオで大活躍するアドベンチャー・アニメ。ジェシー・アイゼンバーグ、アン・ハサウェイ、ジェイミー・フォックス、ロドリゴ・サントロという豪華キャストが声を担当している。サルダーニャ監督(『アイス・エイジ』シリーズ)はリオ出身。
公式サイト:http://www.rio-themovie.com/

人生は一度だけ Zindagi Na Milegi Dobara
監督:ゾーヤー・アクタル
出演:リティック・ローシャン、ファルハーン・アクタル、アバイ・デーオール
2011年/コメディ/インド/155分
結婚を間近に控えたカビールは、親友のアルジュン、イムラーンとともに、独身最後のスペイン旅行に出かける。旅先でも仕事に追われるビジネスマンのアルジュンは、魅力的な女性レイラと出会い、自分の生き方に疑問を持ちはじめる。一方、お調子者のイムラーンには、スペインへ来たもう一つの目的があった…。
個性の違うホワイトカラーのインド人男性3人組が、スペインで過ごす休暇の途中で、新しい自分を発見していく青春ロード・ムービー。スペインならではの華やかな祭りや、美しいビーチはもちろん、ボリウッド映画の定番である歌と踊りも満載のエンターテイメント作品で、インド本国で大ヒットした。
イムラーンを演じたファルハーン・アクタルは映画監督としても活躍しており、監督のゾーヤーは実の妹でもある。
公式サイト:http://www.znmdthemovie.com/

カルロス CARLOS
監督:オリヴィエ・アサイヤス
出演:エドガー・ラミレス、アレクサンダー・シェール、アーマッド・カーブル
2010年/伝記・サスペンス/フランス・ドイツ/133分
1949年にベネズエラで生まれたイリイッチ・ラミレス・サンチェス(通称カルロス・ザ・ジャッカル)は、資本主義社会を憂い過激派の道へ突き進む。1970年にはパレスチナ解放人民戦線(PFLP)のテロ計画に参加。さらにパリでは、ハーグ事件やOPEC本部襲撃事件などのテロ活動に関わっていく。
世界が混沌としていた70年代に暗躍した伝説のテロリスト、カルロスの真実に迫った衝撃作。テロ活動にのめり込んでいくカルロスの生き様にスポットを当て、実際のニュース映像を交えながらドラマチックに描いていく。
テレビのミニシリーズ『コードネーム:カルロス 戦慄のテロリスト』を映画として再編集。2010年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、話題となった。映画にもなったベストセラー小説『ジャッカルの日』のモデルはカルロスとも言われている。
公式サイト&予告編:http://carlos.canalplus.fr/index_en.html

THE LAST CIRCUS (英題) BALADA TRISTE DE TROMPETA
監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア
出演:カルロス・アレセス、アントニオ・デ・ラ・トーレ、カロリーナ・バング
2010年/ドラマ/スペイン/108分
2010年ベネチア国際映画祭銀獅子賞・脚本賞受賞
冴えない中年男ハビエルは、サーカスの道化師として人気を博していた父に憧れ道化師になった。父は、1937年の公演中、軍に連行され、深手を負って道化師生命を断たれていたのだ。ハビエルは、いつか父のような道化師を演じたいと願っていたが、回ってくるのはボケ役のピエロばかり。人気も実力も父には到底及ばない。サーカス団の宴会中、人気道化師のセルヒオが、妻ナタリアを殴る現場に居合わせたハビエルは、傷を負った彼女を介抱。二人は次第に魅かれ合うようになる。だが、セルヒオの暴力はいっそう激しくなり、ハビエルはサーカスの公演中にも嫌がらせを受けるようになる。スペイン映画界のヒットメーカー、イグレシア監督が手掛けた、笑いあり、涙ありのラブ・ストーリー。2010年のベネチア国際映画祭では見事、銀獅子賞と脚本賞をダブル受賞した。

公式サイト&予告編:http://www.thelastcircusmovie.com/

執筆者

Yasuhiro Togawa