毎年9月21日が国連が定めたピースディ・国際平和の日。この日を、ピースディにするために奮闘したイギリス人俳優がいます。彼の名はジェレミー・ギレー。一介の俳優だった彼が、ある日立ち上がり、数々の壁を乗り越えてピースディを制定することを追ったドキュメンタリー「ザ・ディ・アフター・ピース」をこの度ユナイテッドピープルが事務局を担当し、開催するUFPFF 国際平和映像祭2011の開催期間中(9.11-21)、日本全国で上映展開致します。

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● 映画「ザ・ディ・アフター・ピース」について   http://www.ufpff.com/dap
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「一年に一度でもいいから、戦争や紛争、あらゆる暴力を止めたい」
ザ・デイ・アフター・ピースはそんな夢を抱き、強い願望と不屈の精神で国連が定めた日、ピースディを作ってしまった男のドキュメンタリーである。

イギリスで俳優をしていたジェレミー・ギレー(Jeremy Gilley)は、ある日、ニュースを眺めていたとき疑問に思った。「なぜ人は殺しあうんだろう。戦争や紛争はなくならないんだろう?」と。一日でもいいから、戦争のない日をつくろうと思い立った彼は、国連に乗り込み、ダライ・ラマ法王からも支持を得て、次々と世界の首脳と会い2001年9月7日、ついにピースディ、国際平和の日を採択する。奇しくも9.11同時多発テロの4日前の出来事だった。9.11の当日、ニューヨーク国連本部の広場でピースディ制定セレモニーを準備していたところに、ワールド・トレード・センターが崩れ落ちた。

誰もがピースディなど無理だと言ったがジェレミーは諦めずに活動を続けて来た。ある日、アンジェリーナ・ジョリーが彼の事務所を訪れ、転記が訪れる。そして、ジュード・ロウが仲間に加わり、9.11後、アメリカが攻撃したアフガニスタンに向かうことになる。

作品名:ザ・デイ・アフター・ピース (原題:The Day After Peace)
製作国:イギリス 製作年:2008年 上映時間:88分
監督:ジェレミー・ギレー
出演:ジェレミー・ギレー、ダライ・ラマ、ジュード・ロウ、アンジェリーナ・ジョリー、アニー・レノックス
言語:英語ほか 日本語字幕付き

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● 全国5ヶ所で上映会決定! 主催者募集中!
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京都、横浜、北海道、千葉、東京での上映会が決定(詳細はウェブサイトにて告知)!上映主催料金は、1万円。上映会収益は一部でも一般社団法人国際平和映像祭への寄付か、3.11東日本大震災支援活動への寄付をお願いします。
<募集案内> http://www.ufpff.com/2011week
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● UFPFF 国際平和映像祭2011とは? http://www.ufpff.com/
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UFPFF 国際平和映像祭は、国連が定めた国際平和の日・ピースディ(9月21日)に開催する平和やサステイナビリティに関する映像祭で、平和や持続可能な社会実現のために何が出来るのかを映像をきっかけに考える機会を提供する映像祭で、本年が初回開催となります。

当映像祭は、2分から5分間の平和やサステイナビリティテーマの映像作品を製作し、エントリーしていただきく学生を対象とした映像コンペティションです。

映像制作を通じて、普段、あまり考えない「平和」や「サステイナビリティ」について学生たち自身が作品製作に直接的に関わることで、映像を通じてこれらのテーマを考え、行動につなげていくことを狙っています。

また、UFPFF 国際平和映像祭は、United for Peace Film Festival の略称ですが、映像をきっかけに、世界各国の作品エントリー者同士や関係者たちが「つながり」を持ち、違いを知り、共通点を知り、ファーストネームで呼び合えるような関係をつくっていくことで、平和の礎とすることができると考えております。

初回開催となる今年は、9.11から10年目にあたる、9月11日から、ピースディ(国際平和の日)9月21日までの11日間開催します。この期間中、日本全国に呼びかけ、ピースディを創設したジェレミー・ギレーさんのドキュメンタリー「ザ・デイ・アフター・ピース」と、ファイナリストの作品の上映展開を行います。

執筆者

Yasuhiro Togawa