エレクトリック・ギターの三世代の巨匠、U2のジ・エッジ、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ、ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト出演の音楽ムービー、『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』に日本を代表するギタリストたちから続々と推薦コメントが届いている。

「だめだ! どぉ〜しても,ジミー・ペイジばかりを目が,耳が,追いかけちゃう。だってジミーが,しゃべってるんだぜぇ〜。冒頭で“ギターを買う必要はない”なんて,ジャックが言ってるけどこれを見たら,またすぐにギターが欲しくなっちゃう。どぉ〜してくれるんだよぉ〜。マジ,ヤバイ……。だって,ジミー・ペイジが……。」
★野村義男さん (RIDER CHIPS etc.)

「ドキュメンタリーの域を越えていますね。なんとも奥行き,立体感のある映画です。この夢のような3人のキャスティング,そして存在自体,本当に素晴らしく,歌やアンサンブルは言うまでもなく,情景,感情,メッセージを大切にする姿勢はすべての音楽好きに観てもらいたい。まだまだギターには未知なる秘めた可能性があることを知る鍵になる映画だと思います。ギターに限らず,バンドをやっている人,始める人にはどんな教則本よりも価値があるでしょう。

★菊地英昭さん (brainchild’s/ex.THE YELLOW MONKEY)

「エレクトリック・ギターにまみれたあっという間の1時間半。この3人でセッションする映画と聞いても,初めはピンと来なかったけど,3人それぞれの体験から来るエレクトリック・ギターの胸騒ぎがビシビシ伝わってくる。3人のギター人生が交互にくるくる回って,頭もぐるぐる,とにかくギターの音がみんなカッコ良かった。
ジャック・ホワイトは規格外におもしろいが,個人的にやはりジミー・ペイジは別格だ。今さら,伝説のヘッドリーグランジが映画で観れるとは思わなかった。エンドロール前のジミーの最後の言葉に感動と期待が膨らむ。アウトテイクがいっぱいあるはずだから,ジミー・ペイジのスペシャル・バージョンも作ってほしい!」
★木暮“shake”武彦さん (MT.デリシャス/ex.Red Warriors)

「ギターは,本当に人を高揚させる。今日は『RUMBLE』を聴いて寝よう。」
★JIMさん (THE BAWDIES)

「この映画を観て,改めてギターという楽器が持つ神秘的で宇宙的な力! 圧倒的なパワーを強く感じました。自分の心の声を楽器を通して世の中の多くの人々に伝える! 実際,自分もギタリストとして今でも追求し続けている一番大切にしてきたことなのですごく共感できたし,3人の中でもエッジの音作りに対して一切妥協することなき姿勢には感銘を受けました。ギターという楽器が持つ特別な力! この映画からピュアに伝わってくるギターマンたちの熱き情熱と想い! そして何とも言えない“魅惑の音色”にぜひ! 酔いしれてほしい♪」
★DAITAさん

「この映画でギターの可能性を改めて感じました。正直僕は音楽をやるのに難しいことは考えてません。楽しくて心から好きだからやってるんです。でも飽きるということは一生ないと思う。なぜなら僕にはバンドと,そして優しくて楽しくて,でも時々怒ったり泣いたりするような,まるで恋人のような存在であるギターがあるから。」
★TAXMANさん (THE BAWDIES)

「ギターを超えた3つの魂を感じられる作品。3人の個性溢れるギタリストたちの育った世代や場所の違いなど,さまざまなヒューマン・ドキュメントがあり,かなり大人な造りだと思いました。個人的にはジミー・ペイジさんの現在の姿がとてもナイスな感じで嬉しかったです。各々のギタリストの人生観までもがゆったりと楽しめる。そんな作品ですね。」
★野呂一生さん

「3者3様のギター物語は,バンドマンにとっては豊潤なストーリーに,そしてリスナーにとっては意外な発見の連続になること間違いNOTHING! 何より個人的に痛快なのは,ネットやゲームなんかよりも,ギターのほうが断然“永遠に遊べるオモチャ”なのだと3人が証明してくれることです♬」
★ヒダカトオルさん (MONOBRIGHT/ex.BEAT CRUSADERS)

「ギター・マニアのファンにはこれはエロビデオじゃん!当然楽器としての素晴らしさは伝わってくるけど,それよりもギタリスト3人のキャラの幅広さはおもしろいです。ギターとかロックとか興味なくても,一般の人にもロック魂はたっぷり味わえる。この映画を観てすぐギターを弾きたくなった!」
★マーティ・フリードマンさん

「世代を超えた3人のギタリストによる,魂のトークとセッション。この映画は,まだ知らなかったギターの光と影,その奥深い魅力を詩情溢れる貴重な映像と爆音で,僕の心に響かせてくれた。この楽器を弾き続けていく為のヒント,そして大いなる勇気と共に。一人でも多くの《電気ギター弾き》に,この映像を体験して貰いたい。」
★渡辺香津美さん

と、観終わった後の興奮を抑えきれない様子で、熱っぽいコメントが多数寄せられている。このコメントは現在発売中のギターマガジン9月号に掲載されており、同誌では『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミーペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』の製作者の裏話や、登場するギターの情報なども盛り込んだ映画の特集も展開している。
音楽を愛し、ギターを愛しているプロフェッショナルたちからもお墨付きをもらった本作、芸術の秋はスクリーンでギターの音に酔いしれるのも良いかもしれない。

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執筆者

Yasuhiro Togawa