『バイオハザードIV アフターライフ』(3D)が日本でも47億円の大ヒットとなった、ポール・W・S・アンダーソン監督最新作『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』が、10月28日(土)に公開いたします。

アレクサンドロル・デュマ原作の「三銃士」は何度となく舞台化・映像化されてきた冒険活劇の名作ですが、これまでの古典文学のイメージを覆し、スタイリッシュかつ現代的でド派手なアクションで観客を楽しませるエンタテインメント超大作へと生まれ変わりました。
最大の見どころは誰もみたことのない巨大な空飛ぶ船同士の戦い!17世紀当時、レオナルド・ダ・ヴィンチが書き起していたという飛行船の設計図が実際に完成したという設定。リチャード・レスターの『三銃士』が大好きだった監督は、ディズニーの『三銃士』が若い世代に受けたことに対して、「映画は、その時代に生きる観客のために作るものだ。僕が贈る『三銃士』は、今の世代の人たちに喜んでもらえる『三銃士』なんだよ。」と語っています。古臭さや古典的な常識を吹き飛ばし、21世紀だからこそ創り得るアドベンチャーとアクションの満載な仕上がりにますます期待高まります。

そして、今回は豪華キャストも見どころのひとつ。ダルタニアン役に抜擢されたのは、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(10)で注目を集めたローガン・ラーマン。現在19歳の彼は、この映画の撮影時、ダルタニアンと同じ18歳。ダルタニアンを18歳の俳優が演じるのは、初めてのこと。「ダルタニアンを正しい年齢の俳優が演じるのに100年かかった」と、監督は誇らしげに言います。そして、監督の期待に応えるべく、ローガンは猛烈なトレーニングをもって役作りに挑み、見事なアクションを本作で披露しています。 
欲望の赴くまま次々と寝返る悪の華ミレディを演じるのは、ミラ・ジョヴォヴィッチ。『バイオハザード』シリーズ顔負けのアクロバティックなアクションを惜しみなく披露してくれている本作のミレディ役は、<17世紀のボンドガール>という表現がぴったりとはまるぐらい、ミステリアスで魅力的なキャラクターとして本作に華を添えています。 

最も注目されているのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』の最新作への出演よりも本作を選んだという、オーランド・ブルーム。自信過剰で全てが派手、容姿端麗だが目的のためなら手段を選ばない危険人物を見事に魅力的に演じきって、新境地を切り開き、「ジャック・スパロウ以来のヒール(悪役)の誕生だ」と監督も満足気に撮影を終えました。 
さらに、『イングロリアス・バスターズ』(09)でアカデミー賞助演男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツ、『007/カジノ・ロワイヤル』(06)の悪役で世界にその名を知られたマッツ・ミケルセンも出演。「三銃士」の重厚なイメージを覆す、ファニー、セクシー、スタイリッシュな新しい物語を創り上げるために、最高のキャストが集結しました。
21世紀だからこそ創り得るアドベンチャーとアクション満載の『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』は”この秋一番の注目作”です!

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執筆者

Yasuhiro Togawa