「どうやってなおすかわからないものを、壊し続けるのはもうやめてください」。
当時12歳だった日系カナダ人の少女セヴァン・スズキが、1992年の環境サミットで伝説のスピーチを行なってから来年で20年。映画『セヴァンの地球のなおし方』は、セヴァン・スズキの現在の活動と、日本とフランスで子どもたちの未来を救うために「食」を守り続ける人びとを追ったドキュメンタリーです。

◆『セヴァンの地球のなおし方』 アフタートーク付き上映
ゲスト:大塚玲奈(株式会社エコトワザ代表取締役)
テーマ:つながっている。──都市にいながら自然と寄り添った生活をするには──
日時:8月12日(金) 13:35上映 / 15:40トーク
会場:東京都写真美術館 (目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)
料金:一般1,800円、学生1,500円、中学生以下・シニア・障害者手帳をお持ちの方1,000円

大塚玲奈さん プロフィール
1980年生まれ、10歳まで米国ニューヨーク州で育つ。2006年、株式会社エコトワザ創業。
英日バイリンガルメディアeco+wazaの発行を通して、日本ならではの自然と共生する文化、つくり手の思いのこもった道具、それを使いこなす生活の知恵を紹介している。自分の暮らしと世界とのつながりに思いを馳せて行動できる「粋な女」を目指して邁進中☆2010年度U.S. Ambassador’s Entrepreneurship Award受賞。
★エコトワザのホームページ→ http://ecotwaza.com/

◆『セヴァンの地球のなおし方』 地球について対話しよう〜Earth Dialog(アースダイアログ)〜
トークゲスト:河内 聰雄(有機、自然農業者)×佐野 淳也(「地球サミット2012Japan」副代表)
ファシリテーター:赤塚丈彦・島崎湖
主催:アースデイ東京
日時:8月14日(日) 18:00上映 / 20:15トーク / 20:45アースダイアログ
会場:渋谷アップリンク・ファクトリー (渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1F)
料金:一般1,800円、学生1,500円、中学生以下・シニア・障害者手帳をお持ちの方1,000円
(※1ドリンク付き。映画に出演している古野さんの生産した有機米のおにぎりなどの軽食も販売します。)
★イベント特設サイト→ http://earthdialog.org/pg20.html

河内聰雄さん プロフィール
アメリカ先住民からサンダンスを通して精神世界について、川口由一さんから自然農について学び、できる限りの自給を目指して、普段は田畑で野良仕事をしている。3.11以降、田畑をお休みして、石巻で継続的に支援活動中。アースデイ東京理事、アースデイ東京タワーボランティアセンター代表、石巻ボランティアベース絆メンバー、国連生物多様性の10年市民ネットワーク(UNDP) 幹事、国連持続可能な開発会議(Rio+20)NGO連絡会 メンバー。

佐野淳也さん プロフィール
「地球サミット2012Japan」副代表。富士の麓のエコビレッジ「木の花ファミリー」在住。エコビレッジ・ジャパン・ネットワーク 運営委員。1971年徳島市生まれ。日本福祉大卒、一橋大学修士課程修了(社会学修士)。震災後の神戸でのNPOスタッフ、インド現地 NGOでの1年間インターン、国際環境NGO「FoEJapan」スタッフ、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 特任准教授などを経て現在、東北コミュニティの未来・志縁プロジェクト共同代表。共著に「地球が危ない!」(幻冬舎)、「多元的共生社会を求めて」(東信堂)がある。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=48984

執筆者

Yasuhiro Togawa