東宝東和配給にて2011年12月1日(木)TOHOシネマズ スカラ座ほかで全国拡大ロードーショーとなります、話題の超大作『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』。
待望の本編完成を間近に控え、期待も高まるばかりですがそんな本作のインターナショナル版最新ポスタービジュアルが到着いたしました。
今後日本でも本ポスターをローカライズし、劇場などに掲出予定となっております。
(※日本での掲出予定は9月以降を予定しております。)

【スティーブン・スピルバーグ:コメント】

「僕は、タンタンの心は、漫画家(エルジェ)の心そのものだと思うんだ。
本の中のキャラクターの心は、映画の中のキャラクターの心と一緒なんだ。
タンタンは粘り強く、若い探検家であり、レポーターであるという基本的なところは変わらないし、本を読むたびに僕は彼の未解明の謎を解くことにかけての情熱に感動を覚えたよ。

タンタンがいつも何もないところから、大酒のみのハドック船長のような想像もできないパートナーたちと素晴らしい関係を築いていくことを賞賛していたんだ。

彼ら二人の関係は影と光の関係で、タンタンはとても正確であるのに対し、ハドック船長はつまづきながら一緒に全ての問題を解決していくんだ。
原作本と同様に映画の中でもね」

【ピーター・ジャクソン:コメント】

「タンタンのシリーズは世界的にも有名だけど、個人的に僕自身もタンタンの本を読んで育ったんだ。
子どもの頃この本に出会ったとき、タンタンがお手本だったことに気づいたんだ。
タンタンは自分と同じ年齢ぐらいか、おそらく彼の方が年上だと思うけど、夢に見るような冒険をしていて、自分も大きくなったら彼が旅した地を訪れ、彼のような冒険をするのではないかと羨望のまなざしで見ていたと思う。

そして、自分がタンタンを同じ歳になった頃にもう一度作品を読み返してみると、違う角度から見ることができるんだ。
ストーリーの中のパロディ、風刺などや彼の影響力などが堪能できて、読者が年を取ればまた新しいレベルで楽しむことができるんだ。

僕は今でもタンタン作品を愛読していて、新しい映画の話もあるのでそのためにも読み込んでいるから、もう生活の一部になっているんだ。面白くて素晴らしい作品だと思うし、本当に不朽の名作だと思うよ」

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執筆者

Yasuhiro Togawa