踊っていれば、ひとりじゃない、ハンディを乗り越えたとき、少女たちの心はひとつになった。
世界に涙と勇気を与えた新潟産ハートフル青春ガールズ・ムービー!!

現在、ポレポレ東中野にて公開中の映画『あぜみちジャンピンッ!』が、先日行われたカナダの映画祭と、京都の映画祭にてW受賞するという快挙を成し遂げた。

7月23日よりカナダのトロントで行われていた、新旧の日本の映画作品を集めて上映する「新世代シネマフェスティバル」において、観客投票によるグランプリ作品の選出で、投票数1位を獲得し、観客賞を受賞した。

同映画祭代表であるクリス・マギー氏がインターネットに掲載した批評では、「『あぜみちジャンピンッ!』の主人公・優紀が暮らす田舎の町は、アニメ映画の巨匠である宮崎駿の『となりのトトロ』に描かれていた風景を思い出させる。西川監督のこの作品は、キッズやティーンエイジャーを、彼らの両親とともに映画館に呼び寄せる作品であり、『トトロ』のように、みんなが心に共有すべき作品だ。子どもとその親に、おそらく何年経っても愛される作品だろう」と、結ばれている。

また、8月7日まで京都の文化博物館にて行われていた、「キンダーフィルムフェスティバルきょうと」においても、小学生からなるこども審査員の審査によってグランプリを獲得。
そのうえ、観客投票においても1位を獲得し、グランプリと観客賞のW受賞を果たした!

審査委員長の今村ゆきさんに代表されるこども審査員は、「『あぜみちジャンピンッ!』はお気に入りの作品でした。前向きにがんばれば、なんでも出来るというメッセージがよかったです。」と語った。

現地に駆けつけた主人公・優紀を演じた大場はるかさんは、「感動してしまい『すごく嬉しい』という言葉しか出てこないです。これらの賞は『あぜみちジャンピンッ!』に関係してくださったみなさんで獲った賞だと思います。このような素敵な賞を頂けて本当に本当に嬉しいです。」と語った。

西川文恵監督は、「この勢いを、全国での上映の足がかりに繋げたい」と意気込んでいた。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=46868

執筆者

Yasuhiro Togawa