川崎市新百合ヶ丘にて行われる「KAWASAKIしんゆり映画祭2011」。第17回目となる今年は、2011年10月8日(土)〜10月16日(日)に開催されることが決定いたしました。 また、プレイベントとして、地元の夏の風物詩となった参加無料の野外上映会を8月20日(土)、麻生小学校校庭にて開催いします。同じ川崎市内で小田急線沿線にある9月3日の「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」のオープンを記念して、映画『ドラえもん』を上映いたします。大人も子供も、親子でも友達でも楽しめて、夢の世界にいざなう夏の夜。映画館とはまた違った、自然の風の中で映し出される映像は、幻想的です。また、今年度は東日本大震災の発生を受け、復興支援チャリティーを行います。被災地の子どもたちに映画を届ける活動を行う「シネマエール東北」(コミュニティシネマ主催)に賛同し、募金を行うほか、東北のお酒の販売、東北とドラえもんが合体した(!)ゲームコーナーを設置します。

上映作品『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』(1985/日本/98分)
監督:芝山努 キャスト:大山のぶ代、小原乃梨子、他
のび太とドラえもん、しずかは、森の中で小さなロケットを発見する。乗っていたのは宇宙人パピ。ピリカ星の大統領パピは、反乱軍から逃げるため、地球にやってきたのだった。そのころ、ジャイアンとスネ夫が謎の宇宙戦艦に襲われる。それは、反乱軍のギルモア将軍がパピを探すために送りこんできたものだった!果たして、のび太たちはパピを助けることができるのか?!

「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」 http://fujiko-museum.com/pc.html
9月3日生田緑地にオープン。藤子・F・不二雄さんは長年多摩区に暮らし、『ドラえもん』『パーマン』『新オバケのQ太郎』など多くの名作を生みだしました。ミュージアムでは原画の展示、まんがが読めるコーナー、キャラクターに出会える“はらっぱ”などの藤子さんの世界が楽しめます!

8月20日(土)スケジュール/会場:川崎市立麻生小学校 校庭(神奈川県川崎市麻生区上麻生3-24-1)
16:30 屋台村OPEN 市民の方々にご協力いただき、さまざまな屋台が出店
18:30 開演 新百合ヶ丘に校舎を構える昭和音大の卒業生「Triosophie」よる音楽ライブ
19:20 映画上映 『ドラえもん のび太の小宇宙戦争(リトル・スター・ウォーズ)』(98分)
21:00 終了予定

「KAWASAKIしんゆり映画祭」とは ●公式HP http://www.siff.jp/
1995年に川崎市の「芸術のまち構想」の一環としてスタートし、今年で17周年を迎えます。「市民(みんな)がつくる映画のお祭り」として、地域住民や地元企業のご支援ご協力を得ながら、ボランティア・スタッフが企画・運営の中心を担い、行政がバックアップする新しいスタイルの市民映像祭として定着・発展してきました。2000年からは特別企画として、地元小学校の校庭を夏祭りの舞台にする、真夏の夜の風物詩「なつやすみ野外上映会」がスタート。また、日本初の中学生による「ジュニア映画制作ワークショップ」、「バリアフリー上映」(副音声ガイド・日本語字幕付き上映)など、数々の取り組みを積極的に行う市民映画祭として知られています。
●期間 2010年10月8日(土)〜10月16日(日)
●会場 10月8日(土) ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ヶ丘
10月9日(日)〜 川崎市アートセンター・アルテリオ映像館 および 小劇場

執筆者

Yasuhiro Togawa