2011 年7 月22 日(米時間21 日)、北米独立系映画製作社Indomina グループは、GONZO が製作したアニメーション映画『アフロサムライ』の実写化権を獲得したと発表した。『アフロサムライ』は、GONZO が海外向けに製作したアニメーション映画で、2007 年1 月に米国スパイクTV で放映された後、北米で50 万本以上のビデオセールスを記録した。また、続編「アフロサムライ:レザレクション」では、日本史上初のエミー賞アニメーション個人部審査員賞受賞という快挙を成し遂げた大ヒット作品。今回始動にあたっては、Indomina グループとGONZO が共同でプロデュースすると共に、「パルプフィクション」、「スターウォーズ」などに出演し、原作となるアニメ「アフロサムライ」に声優出演したサミュエル・L・ジャクソンをプロデューサーに迎えることが決定し、実写映画化の実現へ大きく進展した。
サミュエル・L・ジャクソンは、今回の実写化始動にあたり「アフロサムライはアニメが全米デビューを果たして以来ずっと私の大好きな作品の一つです。新しいパートナーとなるIndomina グループと最高の実写映画をプロデュースできることを心より楽しみにしています」とコメント、そして実写化権を獲得したIndomina グループ代表のSingh Mann は「私たちはこの作品に絶えず目を付けてきました。今回その実写化の機会を得られたことだけでなく、類稀なる『アフロサムライ』に深い情熱を持っているサミュエル.L.ジャクソン氏と一緒にその夢を叶えられるということを非常に嬉しく思っております」と語った。
アフロサムライ実写化プロジェクトは、この夏に脚本家と監督を選考し、年末までにキャスティングを決め、撮影はIndomina グループが所有するドミニカ共和国にあるPinewood スタジオで行われる予定。

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執筆者

Yasuhiro Togawa