映画『恋の罪』ポスター画像解禁！！

今、世界で最も注目される鬼才・園子温！
３年連続で三大映画祭に出品！
2011年 カンヌ国際映画祭 監督週間正式出品
2009年『愛のむきだし』ベルリン国際映画祭
2010年『冷たい熱帯魚』ヴェネチア国際映画祭
話題騒然の大ヒット作『冷たい熱帯魚』その先へ——かつてない美しき究極作！

90年代、渋谷区円山町ラブホテル街で起きた
実在の殺人事件からインスパイアされた、禁断の世界——

どしゃぶりの雨が降りしきる中、
ラブホテル街のアパートで女の死体が発見される。
女刑事・和子（水野美紀）は謎の猟奇殺人事件を追ううちに、
大学のエリート助教授・美津子（冨樫真）と人気小説家を夫に持つ清楚で
献身的な主婦・いずみ（神楽坂恵）の驚くべき秘密に触れ引きこまれていく……。
事件の裏に浮かび上がる真実とは？
３人の女たちの行き着く果て、誰も観たことのない愛の地獄が始まる——。

なぜ、女は表と裏の顔を持つのか——
身も心もむきだしの演技バトルで魅せる園監督の新たな挑戦

３人の女優が役者生命を賭けた渾身の演技で難役に挑んだ。
『踊る大捜査線』シリーズを始め幅広い役柄をこなし、自ら演劇ユニットを主宰するなど精力的な活動で注目を集める水野美紀。仕事と幸せな家庭を持つにも関わらず、愛人との関係を断てない女性の渇きを繊細かつリアルに演じ、新境地となっている。『犬、走る』（98）など数多くの映画・舞台で活躍する冨樫真が演じるのは、社会的な地位がありながら狂ったように体を売る女。役柄に憑依した怪演は、観る者を物語に引き込む。そして、『冷たい熱帯魚』（10）の人妻・妙子役で開花した神楽坂恵が迫力ある演技で貞淑なセレブ妻の変貌を見事に魅せる。
日常の渇きから狂気へとラインを大胆に踏み越え、堕ちていく恍惚の中でこそパワフルに光り輝く生命力。そんな甘美さすら感じさせる女の業に、園子温のたぐいまれな才能が賭け合わさった本作は、白昼夢を見ているようなリアル／ファンタジーを創出する。これは映画という表現そのもののネクストレベルだ！

11月中旬　テアトル新宿ほか全国ロードショー