もっと驚きたい、何度も魅せられたい、そして最後は裏切られたい─そんな、ますます貪欲になっていく世界中の映画ファンを満足させ続ける韓国映画界から、生まれた注目作『ハウスメイド』の公開を前に、映画を鑑賞したドラマの女王達からコメントが届きました。多くの作品で様々な女性像を演じてきた実力派女優達も驚くほどの難役であるメイド、ウニを熱演したのは、カンヌ国際映画祭で主演女優賞を獲得した韓国の人気女優チョン・ドヨン。大邸宅に雇われたこのメイドをとりまくのは、若く美しいが傲慢な女主人ヘラ、この家で起こることは何もかもお見通しのベテランメイド、ビョンシク。そしてヘラを背後から操る母親・・・。金と権力をもつ邸宅の主人フンとウニが密かに関係をもったそのときから、屋敷には女たちの欲望が渦巻き始める・・・。

一級の芸術品に彩られた豪華邸宅を舞台に繰り広げられる、禁断の愛から始まる衝撃のサスペンス『ハウスメイド』についての小沢真珠さん、川島なお美さん、山村紅葉さんから届いたコメント。
「女の逞しさ、愛の深さ、激しさ。女であることの意味を考えさせられる。本物の愛を武器にした復讐は全てを焼き尽くすほどの力を持つ。これぞ、究極の復讐!」   小沢真珠(女優)
「幸せな結婚生活のための第一箇条。住み込みのメイドだけは決して雇ってはならない。エプロンを脱いだら女はみな魔性だから。」   川島なお美(女優)
「女、嫉妬、確執、パワハラと現代日本にもゴロゴロ転がる要素に思いっきり感情移入してウニになりきっていたら、あまりにも衝撃的な結末に・・・ミステリィの裏女王の私も全く読めなかった!! ミステリィの女王の「山村美紗」も度肝を抜かれたでしょう。」   山村紅葉 (女優/故推理作家山村美紗の長女)
 
そして女性の内面を描き高い支持を受けている作家の岩井志麻子さんや漫画家の内田春菊さんも映画を堪能し、コメントを寄せてくれました。
「冷静な制作者の熱狂と、巧みな役者の捨て身の演技。だから韓国映画は中毒を起こさせる。その毒が美味なのだからどうしようもない」   岩井志麻子(作家)
「驚きに、開いた口がふさがりません。官能シーンでの「ご主人」のキャラ立ちもいい! 絶叫マシン的疑似体験ができる、女性のための映画。」   内田春菊(漫画家)

 女を演じること、女を描くプロの女性達が熱いコメントを寄せる映画『ハウスメイド』は、トップ女優チョン・ドヨンと日本でもファンミーティングを開くなど人気の高いイ・ジョンジェら勧告を代表する実力派達が、限界を超える演技に挑戦。衝撃のラストまで観る者を一気に巻き込む傑作です。8月27日の公開をお楽しみに!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=49163

執筆者

Yasuhiro Togawa