2010年5月に全国で公開され、その感動のストーリーが話題を呼びヒットを記録した『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』。
人生を鉄道になぞらえながら、鉄道にまつわる人々の人生の1コマに光をあてたドラマを描く、その「RAILWAYS」シリーズ第2弾『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』が、11月19日(土)富山先行公開、12月3日(土)全国ロードショーとなります。

そしてこの度、松任谷由実が、前作に続いて書き下ろした主題歌のタイトルが決定致しました。注目の楽曲のタイトルは、「夜明けの雲」。
(作詞・作曲:松任谷由実、編曲:松任谷正隆)。

長い歴史を誇る富山地方鉄道に42年間勤め、1ヵ月後に定年を迎える男と、男の人生を支えながらも、これからの自分の人生を再び見出そうとする妻=1人の女性の物語のエンディングを、しっとりと歌い上げます。

<主題歌を担当した松任谷由実 コメント>

『前回に引き続き主題歌をやらせていただいた訳ですが、アプローチは全く変えてみました。

「ダンスのように抱き寄せたい」が歌の主人公たちの主観に入り込んでいるのに対して、「夜明けの雲」では少し俯瞰から見つめて、静かに、でも決して消えることのない愛情…、そんな大人の愛を綴っています。
今回、舞台が富山ということで、遥かな立山連峰へと続く線路、というどこかヨーロッパを連想するような風景も、曲を作っていく過程でイメージとして織り込んでみました。』

<松任谷由実 プロフィール>
東京都出身。1972年、多摩美術大学在学中、シングル「返事はいらない」で荒井由実としてデビュー。1976年、結婚し、松任谷由実に。

代表作に「卒業写真」「あの日にかえりたい」「守ってあげたい」「リフレインが叫んでる」「Hello,my friend」「春よ、来い」他多数。
映画・TVドラマの主題歌も数多く手がけている。2011年4月6日、通算36枚目となる待望のニューアルバム「Road Show」をリリース。

現在は、11月まで続く「コンサートツアー2011 RoadShow」の真最中。
映画『RAILWAYS』シリーズには、主題歌として前作より参加。

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執筆者

Yasuhiro Togawa