時代の先端を走るゲストを館長として迎え、ずばり”人生に衝撃を与えた一本”をテーマに、館長自身がセレクトした映画の上映とトークイベントをベースに、若い観客たちに“人生の一本”を探してもらう新しい上映イベント“原宿シネマ”(企画・主催: STYLEJAM/VACANT)。

第1回目にキャンドルアーティストのCandleJUNEさん、第2回目に、ファッションデザイナーのeriさんが館長として参加し、トークイベントやワークショップなど、それぞれの演出で超満員の大盛況となりました。

そして、来月行われる第三回目の館長に、伊賀大介さんが決定いたしました。
伊賀さんはファッション誌、ミュージックビジュアル、広告、映画や舞台を手掛ける人気スタイリスト。伊賀さんがセレクトした上映作品は20年前に解散した伝説のB級ロックバンドの再結成し、20年間消えることなくそれぞれの胸の中にあった挫折感を克服していく音楽映画の傑作『スティル・クレイジー』に決定。
また、上映前に“「音楽を感じる映画たち」100選!”として、YouTubeを使った特別講座が行われる予定。

詳細、受付は公式サイトへ!URL:http://www.harajukucinema.com/

■第3回 原宿シネマ”音楽を感じる映画たちVol.1”概要
開催日程: 2011年7月3日(日)
13:15〜開場
14:00〜開演 開館の挨拶
14:15〜”「音楽を感じる映画たち」100選!” 講座
15:00〜『スティル・クレイジー』上映開始 95分
16:40〜閉館の挨拶
場所:VACANT(住所:渋谷区神宮前3‐20‐13)

上映作品:『スティル・クレイジー』
監督:ブライアン・ギブソン
出演:スティーブン・レイ、ビリー・コノリー、ジミー・ネイル他
製作年:1998年
ストーリー:
1977年、ウィズベック・コンサートを最後に解散した伝説のB級ロックバンド”ストレンジ・フルーツ”。
それから20年、キーボード奏者だったトニーの呼びかけで、メンバーに招集がかかる。
落ちぶれていた彼らは再起に奮闘するが、解散時の対立を引きづりケンカが絶えない・・・。
そのうえ、バンドの中心人物だったブライアンはすでに死んでしまった。
心がばらばらのまま、バンドはいよいよヨーロッパツアーに出発する。
メンバーたちの挫折感の底に埋もれていた”ロック・スピリッツ”、果たして彼らは失った夢を、サウンドを、チャンスを、ロマンスを、そして失ってしまった自信を取り戻せるのだろうか・・・。
観る者に笑いと熱い気持ちを吹き込んでくれる音楽映画の傑作!!

■館長からの一言
斉藤和義フィーチャリングANIによる「いたいけな秋」という名曲が、ある。
過去の俺なら解らなかったかもしれないが、今なら響く。
「スティル・クレイジー」という余り知られていない傑作が、ある。
貴方達にズドーンと響くかどうかは、わからない。
だが、この引き出しはいつかきっと役にたつだろう。
哀しくても辛くても無意味でもバカにされても罵られても銭がなくてもso fuckin what?
「でも、やるんだよ!!!!!!」ってな具合で行けば良い。

では皆、原宿で会おう!!

■館長 プロフィール
1977年 新宿生まれ
CM、映画、舞台、ミュージシャンのスタイリングを手掛ける他、コラム執筆など幅広く活動中。

■「原宿シネマフード by 南風食堂」
上映される映画にちなんで、南風食堂によるスペシャ ルフードが毎回趣向を変え登場します!
今回は上映映画「時計じかけのオレンジ」がテーマ。どんな料理が登場するのかは当日のお楽しみ!!
フードを食べながらゆっくり映画鑑賞を楽しんでみて ください。
南風食堂/三原寛子
http://www.nanpushokudo.com/

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=43585

執筆者

Yasuhiro Togawa