『シュレック』シリーズのドリームワークス アニメーションが贈る最新作『カンフー・パンダ2』(8月19日(金):日本公開)。2008年に全世界で公開され世界的大ヒットを記録した映画『カンフー・パンダ』の続編として、この夏、あの食いしん坊のパンダのポーが“超高速3D”にパワーアップしで帰ってきます。
そして、この度、主人公ポー役の山口達也に引き続き、木村佳乃(マスター・タイガー:米=アンジェリーナ・ジョリー)、MEGUMI(マスター・ヘビ:米=ルーシー・リュー)、笹野高史(シーフー老師:米=ダスティン・ホフマン)、石丸博也(マスター・モンキー:ジャッキー・チェン)ら声優陣が3年ぶりに再集結することが決定いたしました。木村佳乃さんは本作のテーマに関して「今回は、“親子の絆”とか“仲間の絆”とか、“絆”がテーマなのかなと思うんですが、一作目よりも、より深くなった“絆”が描かれています。私も最後にホロリと涙したくらいだったので、あらゆる世代の方に楽しんで頂ける作品になっていると思います。」と“絆”というテーマに感動した事を優しい笑顔で語りました。

■<山口達也>主役の“ポー”役
・三年振りにアフレコに挑戦をしてみて一作目の時は、アニメーションの声をやるのは初めてだったので、色々迷ったりして時間も掛りましたが、今回は(前作から)3年空いていたんですが、すんなり楽しく出来ました。LAで3Dの作品を観させて頂いたんですが、前とはもう別物で、奥行きとかアニメーションのスピード感とかが凄い迫力でした。

・親子の“絆”に関して
ポーはパンダで、お父さんのピンさんはガチョウという中で、第一作からポーは「僕は誰なんだろうと」いう思いを少し抱いていて、ある事がきっかけで昔の事をポーは、昔の自分を思い出すんですが、その事をきっかけにピンさんに「僕は誰なの?」と聞く質問をします。
今回は、<自分が誰なのかを探す旅>何度か泣けるシーンがあるんですが、最後は長年を共にした親子の姿が描かれています。本作で観てほしいところは、今の日本に大事な<親子の絆><仲間の絆>という要素が描かれているところです。

・メッセージ
今回は、“家族の絆”であったり、誰の中にもある“内なる平和”が描かれています。
親子で観てもらったら、親御さんもお子さんも、普段の生活で活かせる要素が一杯入っていると思います。まずは、素晴らしい3Dアニメーションを楽しんで頂き、“家族の絆”というテーマにひたって頂き、そして、出来れば吹き替え版でご覧頂けたら、じっくりと観れると思います。クリエイターには日本人もいて、色んな苦労をされて作られているので、ポーの毛並みや表情などの細かい部分が表現されています。一度や二度観ただけでは、全てを観きれないので、ぜひ何度もご覧頂いて、色んな発見をして頂きたいです。

■<木村佳乃>マスタ—タイガー役
・作品のテーマに関して
今回は、“親子の絆”とか“仲間の絆”とか、“絆”がテーマなのかなと思うんですが、一作目よりも、より深くなった“絆”が描かれてます。私も最後にホロリと涙したくらいだったので、あらゆる世代の方に楽しんで頂ける作品になっていると思います。 「今をどう生きるかが大切だ」という台詞があるんですが、私はそこに凄く共感できましたし、ポーって普段はふざけているのですが、でも一杯いい事を言うのでそこが凄く共感出来るんです。

■<MEGUMI>マスタ—ヘビ役
・三年振りにアフレコに挑戦をしてみて
この三年間で私も子供が産まれましたし、うちの子も「カンフー・パンダ」の大ファンなんです。そういう事もあって、今回、より一層気合が入りましたし、楽しかったです。3Dが加わったという事で、臨場感や躍動感が加わっていてパワーアップしていると思いました。家族や仲間がいる事で、自分がどう存在しているのかという事を凄く感じました。子供も感動すると思うんですが、大人である私も今回は凄くジーンとしたり、為になったシーンが沢山ありました。

■<笹野高史> シ—フー老師役
・三年振りにアフレコに挑戦をしてみて
三年ぶりという事で心配してたんですが、絵を観たらスッとその気分に入れました。
今回は、表情の豊かさが凄くて、役者としても勉強になりました。きめ細かい表情が凄く増してますよね。“家族の絆”を描いているこの作品を観て、自分の家族を凄く思い返しましたね。自分の中で自分の限界を勝手に決めないで、自分の中にある能力を信じて積極的に見つけていく気持ちにさせてくれる作品です。

『カンフー・パンダ2』は、8月19日(金)(全米公開5月26日)より3D全国ロードショー(一部劇場をのぞく)。

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執筆者

Yasuhiro Togawa