昨年、9万人を動員した「したまちコメディ映画祭in台東」(略称したコメ)。今年も2011年9月16日(金)〜9月19日(月・祝)に「第4回したまちコメディ映画祭in台東」を開催いたします。

 「したコメ」は浅草、上野という東京随一の下町(したまち)の魅力をコメディ映画を通じて存分に味わっていただく、いとうせいこう氏総合プロデュースのコメディ映画祭です。

 「映画(Cinema)」「したまち(Old town)」「笑い(Comedy)」という3つの要素を掛け合わせることで、映画人、喜劇人、地元の皆さん、映画・喜劇を愛する皆さんが一体となって盛り上がれる、他にない魅力を持った、住民参加型の映画祭となっています!

 毎年したコメでは、多年に渡り”笑い”を通して多くの人々を楽しませ元気にしてくれたコメディアンやコメディに携わっている方に敬意を表し、「コメディ栄誉賞」をお贈りしています。第1回の小沢昭一氏、第2回のコント55号、第3回の谷啓氏に引き続き、今年の「コメディ栄誉賞」が伊東四朗氏に決定いたしました!

 「東京コメディ」とも言うべき浅草の数多くのコメディアンたちがその時代その時代の中で多くの人々に「喜び」と「楽しみ」を提供してきました。そして今「東京コメディ」を象徴し、小林信彦氏曰く「最後の喜劇人」として活躍しているのが『伊東四朗』です。『伊東四朗』は亡くなった東八郎、渥美清、由利徹たちの浅草・東京コメディの伝統を後代に伝えたい、という強い思いを持っており、今回のコメディ栄誉賞の受賞により、「東京コメディ」の灯を消さぬように活動している後進のコメディアンたちに力を与えてくれることでしょう!

 伊東四朗氏の「コメディ栄誉賞」受賞を記念し、トークショーと彼の出演作3作品を特集上映いたします!

<伊東四朗 プロフィール>
1937年東京都台東区出身。61年に三波伸介、戸塚睦夫と「てんぷくトリオ」を結成、お茶の間で人気を博す。その後「電線音頭」の「ベンジャミン伊東」や「小松の親分さん」で大ブレイク。以後俳優業にも活躍の場を広げる。現在テレビ・映画・舞台・ラジオと多方面で活躍中。

■伊東四朗『コメディ栄誉賞』授賞式(オープニングセレモニー)
【開催期日】9月17日(土)
【開催場所】浅草公会堂
【開催内容】第4回したまちコメディ映画祭のオープニングセレモニーにて『コメディ栄誉賞』授賞式を実施。

■伊東四朗 トークショー&特集上映(仮)
【開催期日】9月17日(土)
【開催場所】浅草中映劇場
【開催内容】トークショーゲスト:伊東四朗、高田文夫、いとうせいこう
【上映作品】
[1]「進めジャガーズ 敵前上陸」(1968)
[2]「スーパーの女」(1996)
[3]「THE有頂天ホテル」(2006)

<作品紹介>
[1]「進めジャガーズ 敵前上陸」(1968年/84分/松竹)
監督:前田陽一
出演:ジャガーズ、中村晃子、尾崎奈々、てんぷくトリオ

中原弓彦と、「濡れた逢びき」の前田陽一が共同でシナリオを執筆し、前田陽一が監督したコメディ。撮影は「爽春」の竹村博。

[2] 「スーパーの女」(1996年/127分/東宝)
監督:伊丹十三
出演:宮本信子、津川雅彦、六平直政、伊東四朗

激安店の出現により営業危機に追いやられたスーパーの専務が、幼なじみのスーパー好きの主婦の協力を得て経営を立て直すまでを描いたコメディ。監督・脚本は「静かな生活」の伊丹十三。撮影も「静かな生活」の前田米造。主演は「お葬式」以来、伊丹映画には欠かせない伊丹夫人の宮本信子と、同じく常連の津川雅彦。

[3] 「THE有頂天ホテル」(2006年/136分/東宝=フジテレビ)
監督:三谷幸喜
出演:役所広司、松たか子、佐藤浩市、伊東四朗

人気脚本家の三谷幸喜が『ラヂオの時間』『みんなのいえ』に続き、今度は大晦日の高級ホテルで繰り広げられる奇跡のドラマを描いた監督第3作。役所広司、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾など日本映画を代表する23人の豪華キャストが、迷路のようなホテルの中で働く従業員や訳ありの宿泊客を演じる。登場人物の人生を同時進行形式で絡ませ、伏線を縦横無尽に張りめぐらす三谷脚本の緻密な構成力は、見事としか言いようがない完成度である。

「第4回したまちコメディ映画祭in台東」
 9月16日(金)〜9月19日(月・祝)開催!!
公式HP:http://www.shitacome.jp

執筆者

Yasuhiro Togawa