昨年9月4日よりレイトショー公開され話題となった『名前のない女たち』が、このたび、第33回モスクワ国際映画祭に正式出品、ピンク四天王の雄、佐藤寿保監督作品として、世界四大映画祭で初めて正式上映されることとなりました。映画祭公式サイトの準備も整ったのでお知らせします。加えて、北米プレミアとなるニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバルでの正式上映も決定しているので、お知らせします。本作は、これまで、英国・第１回Zipangu Filmfest、第12回ハンブルグ日本映画祭で正式上映されてきました。
　
第33回モスクワ国際映画祭　
　【地　　　域】　ロシア・モスクワ　　
　【会　　　期】　2011/6/23-7/2　　　　　
　【映画祭名称】　第33回モスクワ映画祭　MOSCOW INTERNATIONAL FILM FESTIVAL　
　【上映部門名】　アウト・オブ・コンペ　Out of competition programs – Sex. Food. Culture. Glory　　　　　　　　　　
　【上　映　日】　2011/6/25(土)22:45PM、6/26(日)23:00PM　ロシア初上映
　【公式サイト】　http://www.moscowfilmfestival.ru/eng/
http://www.moscowfilmfestival.ru/miff33/eng/films/?id=33143
1959年から。世界四大映画祭のひとつ。本年は日本映画４作品が正式上映。アウト・オブ・コンペで『名前のない女たち』のほか、戸田博監督『魚たちの夜』（The third age）で、大島渚監督『愛のコリーダ』と新藤兼人監督『鬼婆』がZero Generation’s Choice Part 2で上映される。

第10回ニューヨーク・アジアン・フィルム・フェスティバル（N.Y.A.F.F.)　
第5回JAPAN CUTS：THE NEW YORK FESTIVAL OF CONTEMPORARY JAPANESE CINEMA
　【地　　　域】　米国・ニューヨーク　　
　【会　　　期】　2011/7/1-22　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　【上映と会場】　7/8(金)19:00PM　＠JAPAN SOCIETY
　　　　　　　　　7/11(月)15:30PM　＠FILM CENTER OF LINCOLN CENTER WALTER READE THEATER　　　
　【公式サイト】　http://www.japansociety.org/event_detail?eid=4bb301a5
　　　　　　　　　http://www.subwaycinema.com/
　［紹介サイト］　http://www.scifijapan.com/　←両映画祭がまとまっていて分かりやすい
45作品の長編と短編１作の日本映画が紹介され、三池崇史監督『忍たま乱太郎』で盛り上がっている本年。『名前のない女たち』はNYAFFとJAPAN CUTSの両映画祭で紹介される。『名前のない女たち』で母親役を演じた渡辺真紀子主演『トルソ』、7/2(土より)日本公開の内田伸輝監督『ふゆの獣』がJAPAN CUTSで正式上映される。
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執筆者

Yasuhiro Togawa