株式会社C.H.リテイリングは、ドキュメンタリー映画『玄牝』( http://www.genpin.net/ )上映会と河瀬直美監督のトークショーを、7月24日(日)11時より、「エル・おおさか」内エル・シアター( http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html )にて開催いたします。

 「カタログハウスの店」大阪店では、2010年に、自然分娩に2万例以上取り組んできた「吉村医院」(愛知県岡崎市)の医院長・吉村さんの講演会を開催し、大反響をいただきました。
 今回は、その吉村医院を舞台にしたドキュメンタリー映画『玄牝』を上映いたします。上映後は、カタログハウス特別企画として、河瀬直美監督より、自らの出産を通して感じた命の繋がりについて、また撮影にまつわる秘話や映画に込められた想いなどを語っていただきます。
※会場には授乳スペースを設けております。赤ちゃんや小さいお子様連れの方もふるってご参加ください。

■玄牝(げんぴん) 〜“神秘なる母性”〜
 『萌の朱雀』『殯の森』の河瀬直美監督が贈る生命の神秘の物語です。

 1997年、『萌の朱雀』でカンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を史上最年少受賞し、『火垂』で、2000年ロカルノ国際映画祭国際批評家連盟賞、ヨーロッパ国際芸術映画連盟賞をダブル受賞、2007年には『殯の森』でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞するなど、今やドキュメンタリー作家として世界的に評価されている映画監督、河瀬直美さん。
 この映画『玄牝』も2010年、第58回スペイン・サンセバスチャン国際映画祭 国際批評家連盟賞を受賞しました。ご本人も一児の母である河瀬さんは、“お産”という根源的で本能的な営みを見つめ直し、四季を通じて60日の日々を記録、4人の女性たちのお産の瞬間をドキュメンタリー映画としてまとめ上げました。
 自然なお産によって子を産むという選択をした4人の女性たち——それぞれの事情を抱えながらも、生を真正面からとらえようとする姿、それを見守る家族と助産師たち、そして生の裏側にある死とも向き合おうとする吉村先生の苦悩と葛藤、歓びの日々を、繊細なタッチで描きます。

※「玄牝」:老子『道徳経』第6章にある言葉です。大河の源流にある谷神は、とめどなく生命を生み出しながらも絶えることはありません。谷神同様、女性(器)もまた、万物を生み出す源であり、その働きは尽きることがない——老子はこれを玄牝“神秘なる母性”と呼びました。

≪映画『玄牝』概要≫
出演      :吉村正(愛知県岡崎市「吉村医院」医院長)、吉村医院に関わる人々
監督・撮影・構成:河瀬直美
音響設計    :菊池信之
音楽      :ロケット・マツ(パスカルズ)
プロデューサー :内藤裕子
協力      :吉村医院
企画・製作・配給:組画
配給協力    :東風
助成      :文化芸術振興費補助金
92分/カラー/35mm・HD/2010年製作/日本/ドキュメンタリー

■「『玄牝』上映会&河瀬直美監督講演会」開催概要
 〜ご来場者全員に『ピカイチ事典』プレゼント。
 上映後、「カタログハウスの店」大阪店にご来店の方に「かつおだし」プレゼント!〜

イベント名 : 『玄牝』上映会と河瀬直美監督トークショー「生まれてきてくれて ありがとう」
出演    : 河瀬直美(映画監督)
会場    : エル・シアター(大阪府大阪市中央区北浜東3-14 エル・おおさか2F)
地図    : http://www.l-osaka.or.jp/pages/access.html
交通    : 京阪・地下鉄谷町線「天満橋」より徒歩5分
        京阪・地下鉄堺筋線「北浜駅」より徒歩7分
日時    : 2011年7月24日(日)11時〜14時15分
スケジュール:〔開場〕10:00/〔映画上映〕11:00〜12:32/
       〔トークショー〕12:50〜14:15
定員    : 800名(先着順)
参加費   : 2,000円(前金制)
参加者特典 : ご来場の方全員に『ピカイチ事典』プレゼント。
        また、映画上映後にカタログハウスの店大阪店に
        ご来店の方に大人気の「かつおだし」をプレゼント。

≪お申込み方法≫
 お客様のお名前、ご住所、電話番号、参加人数を、「電話」「FAX」「Eメール」「インターネット」のいずれかの方法でお申し込みください。
 お振込先のご案内をお送りいたします。到着後、参加費(2,000円/名)をお振り込みください。お振り込みが確認でき次第、チケットをお届けさせていただきます。

【カタログハウスの店・大阪店】
TEL  : 0120-355-386(営業時間/10:00〜19:00 定休日/水曜日)
FAX  : 0120-567-920(24時間受付)
e-mail: osaka@cataloghouse.jp
URL  : http://www.cataloghouse.co.jp/shop/osaka/?cid=pr
※インターネット、メールでのお問い合わせは開催日前日17時までにお願いします。

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執筆者

Yasuhiro Togawa