今年、フジロックへのヘッドライン出演として自身の持つ最多記録を更新し、4度目のヘッドラインを務める(出演自体は6度目!)ケミカル・ブラザーズ。昨年リリースの『時空の彼方へ』以来の最新アルバムを、そのフジロックの直前の7月13日(水)に今夏公開の映画『ハンナ』のサントラとしてリリースすることが決定しました!!

殺すことだけを教えられ育てられた16歳の少女ハンナの哀しき運命を描いた映画『ハンナ』。主演は10代にしてアカデミー賞ノミネートを始め、様々な映画賞を受賞するシアーシャ・ローナン(『つぐない』『ラブリーボーン』)。
既に公開された全米では初登場2位を記録するなど大ヒット作となっている本作の日本の公開は、ちょうどフジロックの一月後となる8月27日(土)を予定しています。

映画の注目度も然ることながら、ケミカル節満載の全20曲が詰まった本作品。昨年公開され、サントラも大ヒットとなったダフト・パンクの『トロン:レガシー』同様に、ダンス・ミュージック界の超大物によるサントラに世界中から注目が集まっています!
※ケミカル・ブラザーズ最新曲「Container Park」使用の、映画『ハンナ』予告編はこちら!!
http://www.youtube.com/user/SonyPicturesJapan#p/search/0/ziZanSjQ5Z4

また、メンバーのトムは本作のレコーディングについて、次のように語っています。
「本作は、過去の僕らの作品とは違った、新たな挑戦だった。普段は特に制限も無い中での作品作りだから、無限の可能性の中での制作という自由さに、時に無力感を感じることすらあるよ。だけど、この作品では、映画の場面に合うように、その制限の中での制作だったから、逆の意味で自由を手に入れられた気がするんだ。」(Wall Street Journalの記事より抜粋)
この奥の深い発言に、メンバーも本作の出来栄えに満足していることが窺えます。

ライヴとしては、実は4年振りの来日公演となる今回のフジロック出演!
その予習としても欠かせない、この夏必聴のアイテム必至です!!

■アルバム・リリース情報
アーティスト名: The Chemical Brothers(ケミカル・ブラザーズ)
タイトル: Hanna(ハンナ)
発売日: 2011/7/13(水)
流通品番: HSE-60075
レーベル: Hostess
価格: 2,490円(税込)
※歌詞対訳、ライナーノーツ付予定
– ケミカル・ブラザーズ、最新ロゴ・ステッカー封入
– ケミカル・ブラザーズ、アーティスト・グッズが当たる応募ハガキ付

<トラックリスト>
1. Hanna’s Theme
2. Escape 700
3. Chalice 1
4. The Devil is in the Details
5. Map Sounds / Chalice 2
6. The Forest
7. Quayside Synthesis
8. The Sandman
9. Marissa Flashback
10. Bahnhof Rumble
11. The Devil is in the Beats
12. Car Chase (Arp Worship)
13. Interrogation / Lonesome Subway / Grimm’s House 14. Hanna vs Marissa 15. Sun Collapse 16. Special Ops 17. Escape Wavefold 18. Isolated Howl 19. Container Park (←映画予告編使用曲)
20. Hanna’s Theme (Vocal Version)

■来日情報
フジロック・フェスティバル出演決定!
日時: 7月29日(金)〜31日(日)
※ケミカル・ブラザーズは31日(日)、ヘッドライナーとして出演!
More Info: フジロック公式サイト http://www.fujirockfestival.com

■ケミカル・ブラザーズ・ショート・バイオ
トム・ローランズとエド・サイモンズによる2人組。1995年『さらばダスト惑星』でデビュー。セカンド・アルバム『ディグ・ユア・オウン・ホール』でダンス・テクノのジャンルでは史上初の UKアルバムチャート1位を
成し遂げ、それ以後、オリジナル・アルバム5作連続No.1という記録を樹立。日本においても絶大なる人気を誇るクラブ・シーンのカリスマ。これまでフジロックに計5度出演(そのうち3回はヘッドラインとして出演。)
彼らのアルバムには過去にノエル・ギャラガー、ボビー・ギレスピー、バーナード・サムナー、Qティップ、クラクソンズなど新旧大物アーティストが多数参加しており、ミュージシャンとの親交も深い。そして今年、映画『ハンナ』の為に、ケミカル・ブラザーズとして、初めての映画音楽に挑戦。そのサントラ盤は、映画界、音楽界の両方から注目を集めている。またこの夏、自身6度目となるフジロックへの出演も決定!3日目のヘッドラインとして、大トリを務めることが決まっている。 

■映画『ハンナ』情報
16歳の無垢な少女ハンナ、教えられたのは殺しだけ——。
雪深いフィンランドで父と二人きりで暮らし、殺人マシーンとして育てられたハンナを外の世界で待っていたのは、運命の鍵を握る最凶の敵。元CIA工作員の父とフィンランドの山奥で人知れず暮らし、並外れた格闘テクニックを叩き込まれたハンナ。愛らしい外見に反し、痛みを知らず感情をもたないまま16歳にまで成長したハンナの戦闘能力はいつしか父を超え、ついに外の世界へ旅立つ日が来た。ある任務の下、ヨーロッパへ旅立った彼女をかつての父の同僚であるCIA捜査官マリッサが執拗に追う。行く手を阻むマリッサの手下との壮絶な戦いのなかで、ハンナは自身の卓越した身体能力の秘密を知らされることに…

監督: ジョー・ライト
出演: シアーシャ・ローナン、ケイト・ブランシェット、エリック・バナ
音楽: ケミカル・ブラザーズ
公式サイト: http://Hanna-Movie.jp
公開日: 8月27日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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http://data.cinematopics.com/?p=49249

執筆者

Yasuhiro Togawa