1951年に東宝の撮影所として宝塚に誕生した宝塚映画製作所。関西の土壌・文化を活かした風俗ものや大阪人情もの、上方芸人を起用した娯楽映画を制作。また、宝塚歌劇団員をキャスティングするなど「宝塚」の名にふさわしい映画を次々に発表しました。創立60周年を記念して2ヶ月に渡り特集上映を行います。

 小津安二郎監督作品『小早川家の秋』は老父の放蕩に一喜一憂する家族の姿を描いたホームドラマ。宝塚映画創立10周年を記念して制作され、個性豊かな東宝オールスタアと小津とのコラボがみものの1作です。また、『花のれん』は興行の世界で成功した吉本興業創設者・吉本せいをモデルに描いた女の一代記。淡島千景が大阪女の強さと哀しさをたくみに表現しています。

 この他、大阪のアパートを舞台に風変わりな住人たちが繰り広げる傑作群像喜劇『貸間あり』など隠れた名作を中心に選りすぐりの34作品をピックアップ。普段お目にかかれないレア作品がずらりと並んだラインナップをご堪能ください。

開催期間:2011年6月26日(日)〜2011年8月20日(土)
     
開催場所:ラピュタ阿佐ケ谷
     
上映作品:
『ジャズ娘乾杯!』/『美貌の都』/『海の小扇太』/『野良猫』
『貸間あり』/『嵐を呼ぶ楽団』/『復讐浄瑠璃坂 第一部 鬼伏峠の襲撃』
『復讐浄瑠璃坂 第二部 暁の決戦』/『蟻地獄作戦』/『花のれん』
『お父さんはお人好し 家に五男七女あり』/『おへその大将』
『独立機関銃隊未だ射撃中』/『ある大阪の女』/『悪の紋章』
『雲の上団五郎一座』/『ハイハイ3人娘』/『僕はボデイガード』
『夕凪』/『世にも面白い男の一生 桂春団治』/『続 雲の上団五郎一座』
『愛情不動』/『丼池』/『五十万人の遺産』/『河内風土記 おいろけ説法』
『姿三四郎』/『お父さんはお人好し 花嫁善哉』/『飛びっちょ勘太郎』
『河内風土記 続 おいろけ説法』/『血とダイヤモンド』
『東海道篭抜け珍道中』/『小早川家の秋』/『沙羅の門』/『父子草』

※『ある大阪の女』『夕凪』:東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品

入場料金:一般…1,200円、シニア・学生…1,000円、会員…800円、3回券…2,700円、水曜サービスデー…1,000円均一

特集サイト:http://www.laputa-jp.com/laputa/program/takarazukaeiga/

お問合せ:ラピュタ阿佐ケ谷(TEL:03-3336-5440)

執筆者

Yasuhiro Togawa