現在、妻夫木 聡(『悪人』)と、松山ケンイチ(『ノルウェイの森』)が初共演し、若き奇才・山下敦弘監督と共に<実在の事件>を基に描いた衝撃と感動のドラマ、映画『マイ・バック・ページ』が 全国公開中です。

公開を記念して、同じ事務所(ホリプロ)の先輩・後輩となる妻夫木 聡と松山ケンイチが、集英社メンズファッション誌「メンズノンノ」7月号(6/10発売)の表紙&CLOSE-UPコーナーに登場。年齢も近く、同じ日本映画界を代表する俳優の二人が、映画のこと、人生のこと、これからの自分たちの俳優としての“今後”を語った。

妻夫木 聡は現在置かれている自らの状況と今後を、「自分から踏み出すことが大事なんだなってすごく感じてる。仕事に関していえば、今あるなかで選んでいくことも大事だけど、それよりもその先を行くモノ、やっぱり本物といわれるモノをみんな見たいだろうし、俺もつくりたいから、そういうところをあんまり硬くならずに、むしろ面白みを感じながらやっていければいいなって思ってる。役者業だけじゃなくて、たくさんの視野を持って何かを発信していくことも必要なのかなって。」と語り、今後は俳優業以外の可能性の示唆も?

一方、松山ケンイチは来年主演を飾るNHK大河ドラマに触れ、「そのときどきに自分が求められていることを理解しながら仕事ができればいいなと思ってます。これから大河ドラマで『平清盛』をやらせてもらうんですけど、清盛はすごくパワーがあってエネルギーを持っているキャラクターだから、きちんと演じることで、観てくれるお客さんにもエネルギーが伝わったり、ポジティブになってくれたりしたら嬉しいですね。」と語り、次回作への意欲を見せた。

二人が表紙を飾る「メンズノンノ」7月号は、集英社より6/10発売。
映画『マイ・バック・ページ』も全国公開中。

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執筆者

Yasuhiro Togawa