6月4日(土)より公開となるトマス・ヴィンターベア監督作品『光のほうへ』。
その公開を記念し、トークイベントを実施!

◆第一弾「負の社会遺産、そこから光をみつけて」

・日時:6月10日(金)19:10回上映終了後
 (予告編上映無し21:04〜約30分) 

・場所:シネスイッチ銀座
・登壇:東ちづる(女優)×信田さよ子(臨床心理士・原宿カウンセリングセンター所長)

自身のカウセリング経験記を出版し、最近では女優のほか、コメンテーターとしても活躍している東ちづるさんと臨床心理士の信田さよ子さんをゲストに迎え、本作で描かれている、親から子への「負の社会遺産」や、「アダルト・チルドレン」、「依存症」、など心の病について、またそれらの問題と密接に関わる社会福祉、教育についてのお話を伺います。

※プロフィール 
● 東 ちづる
女優のほか、「骨髄バンク」などのボランティア活動を通し、最近では情報番組「モーニングバード」などのコメンテーターとしても活躍。
アルコール依存症だった父親の存在、自身がアダルトチルドレンであることを公表。
そのカウンセリング経験記「<私>はなぜカウンセリングを受けたのか」を出版するなど、その活動が注目されている。

● 信田 さよ子
95年に原宿カウンセリングセンターを開設。アルコールをはじめとする依存症のカウンセリングに関わってきた経験から、家族の関係についての提言を行う。
著書に「アダルト・チルドレンという物語」、「愛情という名の支配」「依存症」「DVと虐待」、「家族収容所?妻という謎」などほか多数。

◆第二弾 映画監督・西川美和が語るデンマーク映画『光のほうへ』

・日時:6月18日(土) 18:30〜(18:00開場) 
・場所:ジュンク堂書店 新宿店8階 喫茶コーナー
・入場料:1,000円(ワンドリンク付き) 
・登壇:西川美和(映画監督)×門間雄介(編集者・ライター) 
・受付:7階案内カウンター( 電話予約受付 03-5363-1300 )

原作本、「サブマリーノ 夭折の絆」の刊行を記念し、映画監督であり、直木賞ノミネートされるなど作家としても活躍している西川美和さんをゲストに迎え、『光のほうへ』について、監督という目線からお話を伺うと共に、映画作りに対するこだわりまで深くお話を伺います。
お相手は映画ライター、書籍の編集などで活躍中の門間雄介です。

※プロフィール 
● 西川 美和
02年のデビュー作『蛇イチゴ』で、第58回毎日映画コンクール脚本賞をはじめ、数々の映画賞を受賞。06年『ゆれる』では女性監督で史上初となる06年度ブルーリボン賞監督賞を受賞。09年公開『ディア・ドクター』では、2度目のブルーリボン賞監督賞を受賞し、原案小説「きのうの神様」は第141回直木賞の候補にもなった。

● 門間 雄介
「CUT」元副編集長。編集者・ライター。「BRUTUS」「POPEYE」「DIME」「T.」などで執筆中。
編著書に『実験4号』:伊坂幸太郎×山下敦弘(講談社)など。

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=49134

執筆者

Yasuhiro Togawa