世界的な大ヒットシリーズ『パイレーツ・オブ・カリビアン』最新作、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉」が5月20日(金)より全国800スクリーン(3D同時公開)で公開され、オープニング3日間で興行収入は15億1.356万円、動員98万3,395人を記録する大ヒットスタートを切りました。

この成績は、昨年4月に全国855スクリーンで公開した「アリス・イン・ワンダーランド」のオープニング興収13億1,780万円、動員82万8000人を上回る結果となる。
最終的には118億円を記録した
「アリス・イン・ワンダーランド」を超える120億円を見込めそうだ。

5月20日(土)は待望の初日となり、
早朝から公開を待ちわびる熱心な“パイレーツ”ファンの姿が多く見受けられた。
各劇場では、キャラクターのコスチュームを着た熱狂的なファンから親子連れやカップル、中高年層までの幅広い客層が多く訪れた。
特にシリーズ1作目から8年経っているにも関わらず、10代の若い男女の姿が目立ち、新たな世代のファン層を確実に増やしている事が伺えた。

また、シリーズ初の3D公開(※3D上映が8割)という事で“ジャック・スパロウの冒険を3Dで観たい”といった従来のファンに加え、“パイレーツをアトラクションとして体験する”感覚で劇場に足を運ぶ客層も多く見受けられ、メイン館の丸の内ピカデリーはじめ都内の主要劇場では満席が続出した。

パイレーツの大ヒットは日本だけではない。
同じく5月20日(金)に全米では4,155館で公開されオープニング3日間で興収9,010万ドルという爆発的なヒットを記録した。
他、イギリス、ロシア、ドイツ、フランス、中国など、同日公開した世界各国でNO.1を記録。
特にロシア・中国などは驚異的なスタートを切っており、センセーショナルな“パイレーツ現象”が世界中で巻き起こっている。

また、本作でジョニー・デップはじめパイレーツ・スタッフが日本へのメッセージを寄せた横断幕が無事、日本に到着。
横断幕は6月上旬以降に東北地方の劇場に送られる予定となっている。

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執筆者

Yasuhiro Togawa