4月23日(土)11時45分〜、東日本大震災の震災復興支援活動を行っている学生団体「学生緊急事態対策本部(SET)」のメンバーを招き、トークイベント「学生ボランティアから見た被災地・陸前高田」を渋谷アップリンク・ファクトリーにて、映画「マジでガチなボランティア」上映前に開催します。
「学生緊急事態対策本部(SET)」は、有志の学生ボランティアによる東日本大震災の復興支援活動を、自治体やNPO、企業と連携して行っています。今回は実際に陸前高田市でテント生活をしながら支援活動を行なっている学生メンバーの方をお招きし、震災復興支援の現状と、ドキュメンタリー映画『マジでガチなボランティア』(里田剛 第一回監督作品、高良健吾初ナレーション)でも描かれている、学生ボランティアの意義についてお話を頂きます。
尚、この映画の収益金の一部は、カンボジアGRAPHIS診療所支援と共に、東日本大震災の被災地の復興支援にも充てられます。

【イベント情報】
「学生ボランティアから見た被災地・陸前高田」
場所:渋谷 アップリンク・ファクトリー
日時:4月23日(土)11:45〜、12:00〜映画上映(4月29日まで上映)
出演者:学生緊急事態対策本部(SET)メンバー、里田剛(プロデューサー・監督)
料金:一般¥1,500/学生・シニア¥1,000/UPLINK会員¥1,000
「学生緊急事態対策本部(SET)」公式ブログ http://ameblo.jp/set-japan/
映画「マジでガチなボランティア」公式サイト http://majigachi.jp
アップリンク公式サイト http://www.uplink.co.jp

●学生緊急事態対策本部(SET)
東北地方太平洋沖地震発生2日後、東日本大震災の復興支援活動を目的に2011年3月13日設立。東京都内の大学生を中心に37名で活動中。現在「陸前高田市広田地区」の支援活動を自治体やNPO、企業と協力して続けている。

●映画「マジでガチなボランティア」
【作品概要】
合コンとナンパに明け暮れていた大学生が、ひょんなことからボランティアに目覚めた。だが、仲間が去り、大人に騙され、多額の借金を背負うことになる。それでも、ボランティアを続けるギャル男の大学生。その姿を3年間に渡り密着した青春ドキュメンタリー映画である。
チャラかった大学生たちがなぜボランティアにはまったのか!?「なにかやらなければいけないけど、なにをしていいのかわからない!」・・・今の大学生が持つ“普遍的な悩み”や“世界との接し方”、日本で生きる若者たちの“閉塞感”が如実に写し出される。
本作のナレーターを担当するのは、今最も注目を集める映画俳優『高良健吾』に決定。彼自身が大学生たちの純粋な姿に共感し、オファーを快諾。若者たちが本気になっている姿は、観る人を魅了し、本気にさせてくれる力を与えてくれるはず。
原作は2008年「第4回出版甲子園」にてグランプリを受賞し同年8月に書籍化。石松宏章著:「マジでガチなボランティア」講談社文庫。
本映画のPR活動には、同大学生インカレサークルメンバーも参加。

【STORY】
2004年、東京医科大学へ通う石松宏章(84年大分県生)は、「GRAPHIS(グラフィス)」というサークルを作りパーティーを開くことに夢中になっていた。そんな日々に“物足りなさ”を感じていた彼の元へある時「カンボジアに小学校を建てないか?」というメールが届く。この時から「GRAPHIS」はチャリティーイベントを開催するサークルへと変貌し、その後、なんとかイベント収益でカンボジアに「小学校」を建てるまでに成長をする。
これらの経験は、彼らにとって今までにない充実感と大きな喜びとなり、次なる目標は、医者の少ないカンボジアに「病院」を建てることになる。しかし、順調に見えたサークル活動だったが、組織の拡大、仲間との確執、そしてイベントの大赤字など、若い彼には、想像を絶する“試練”が待ち構えていたのだった・・・。

■監督:里田剛(第一回監督作品)
■ナレーション:高良健吾
■出演:学生医療支援NGO-GRAPHIS-メンバー
■製作:映画製作NGOマジガチ
■配給・制作:メディアフォーユー株式会社
[2010年/日本・カンボジア/16:9/HD/ステレオ/95分]

■WEBサイト:http://majigachi.jp/
■Twitter:http://twitter.com/majigachi

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執筆者

Yasuhiro Togawa